第9回 製菓衛生師養成施設技術コンクール 全国大会
以前速報で流しました、2月4・5日に第9回 製菓衛生師養成施設技術コンクール 全国大会がおこなわれた神戸国際調理製菓専門学校での模様をお伝えします
辻製菓専門学校から選ばれし5名 (洋菓子部門3名、和菓子部門2名)の学生が出場しました
「規定課題」と「自由課題」の2つの課題を2日間かけて全国の製菓衛生師養成施設に在籍する学生対象に行われ、課題に対し作業審査と自由課題については味見(味覚)審査の総合結果で競われました
*和菓子部門*
「規定課題」・・・練り切り「桔梗」を作業時間30分内に4個作成。色合いや形・中の餡の包まれ具合など審査されます。
「自由課題」・・・学生が配合からデザインまで考えた和菓子 2品 仕込から仕上げまで2日間かけてトータル7時間で製品を作成します。
文部科学大臣賞(総合1位)を受賞した 製菓マネジメント学科2年生 時枝晃穂さんの作品です
自由課題の「春野」(写真左)と「枝垂れ桜」(写真右)
自由課題を考えるにあたって難しかったこと・工夫したことは「珍しい形だったので、抜き型から自作しました。生地などを考えるのはとても楽しかったです。1個の重さが決められていたため、45~50gに調整するところが難しかったです」とのこと
協賛会社賞を受賞した 製菓マネジメント学科2年生 江尻菜々子さんの作品です
自由課題の「野山の宝」(写真左)と「梅さきがけて」(写真右)
コンクールに出場が決まった時、また本選での雰囲気に「コンクールに出場が決まった時はとてもうれしかったです。本選では緊張しましたが楽しく和菓子を作ることが出来、とても良い経験になりました」とのこと
*洋菓子部門*
「規定課題」・・・スポンジ生地・バタークリームを使っての基本絞り・ナペをおこない、作業時間30分以内にケーキを1台作成。均等にスポンジ生地のスライスの厚み、クリームの厚みや絞った形が決められた大きさや状態にになっているかなどが審査されます。
「自由課題」・・・学生が配合からデザインまで考えたアントルメ菓子を1品 仕込から仕上げまで2日間かけてトータル7時間で製品を作成します。
協会会長賞(総合2位)を受賞した 製菓衛生師本科 城地泉さんの作品です
自由課題の「Félisité~ひととき~」(写真左)
コンクールに出場が決まった時、また本選での雰囲気に「入学してそれほど期間が経っていなかった中、練習を重ねるにつれて勝ちたいという気持ちが強くなりました。総合2位という結果を頂けてとても嬉しかったです」とのこと
協賛会社賞を受賞した 製菓マネジメント学科2年生 植木陽香さんの作品です
自由課題の「fierté~鳳凰~」(写真左)
コンクールに出場が決まった時、また本選での雰囲気に「決まった時はすごくワクワクしました。どんな感じかわからなかったので興味津々で・・・本選はすごく緊張し、今までの練習の成果を出せるのか不安と楽しさがまじりあった複雑な感情でした」とのこと
協賛会社賞を受賞した 製菓マネジメント学科2年生 林優衣さんの作品です
自由課題の「ショコラへの情熱~焦がしchocolate仕立て~」(写真左)
自由課題を考えるにあたって難しかったこと・工夫したことは「自分が何を作りたいのかしっかりと考えることが1番大変でした。しっかり考えを持ったうえで、配合だとか形・表面の飾りなど考えることで自分の作品が作ることが出来ました」とのこと
全国から洋菓子部門40名、和菓子部門19名の学生さんたちが今大会に出場
それぞれが練習に練習を重ねて挑んだコンクールであり、見ごたえある2日間でもありました
今後に活かせる素晴らしい経験になったことと思います。
本当におめでとうございました
そしてお疲れさまでした