9月8日 本日、若返りに向けての準備日です!
明日は年に一度の若返りのチャンスDAYという事をご存じですか?
9月9日は『重陽(ちょうよう)の節供(せっく)』、別名『菊の節供』とも言われています。
中国では古くから菊は薬とされており、ある谷の住人に100歳を超える長寿の人が多いのは、
菊の花がたくさん咲いている場所の水を飲むからだと考えられ、
菊の花が不老長寿(ふろうちょうじゅ)と結びつけられたとも。
その事から、重陽の節供の前日に、菊の花に真綿をかぶせておき、
翌日の朝に含まれた露を飲んだり、肌につけたりすると、
老いが防げる!と言われているんですよ。
なんだかすごい話ですが、これが【着綿(きせわた)】という風習です。(※着せ綿・被綿とも書きます)
(このブログを書きながら、老後は菊の花をたくさん庭に植えようと心に誓った加納ですw)
和菓子屋さんには、この時期菊のお菓子がディスプレイに並ぶことが多いですので、
是非和菓子屋さんに行ってみてください!
少しだけ菊のお菓子を紹介しますね。
【着綿】
この模様は、三角の棒を使って均等に、はなびらの筋を入れていきます。
【はさみ菊】
これは私が作成しましたが、学生も日々練習しております。(和菓子クラス学生の練習風景)
みんな真剣に取り組んでいますね。
私から、はさみ菊を上手に作成するアドバイスを少しだけ書きますね。
『細かい作業ですが、イライラしたら負けですよ。
ポイントは、はさみを入れる角度と、製品の角度は変えない事!
そしてやはり練習!練習は裏切らないです。』
さて、このブログを9月8日に気づいた方は、若返りのチャンスです!
菊の花を探してみてくださいね。
~プロフィール~
辻製菓専門学校 和菓子担当
加納みどり
和菓子の世界に飛び込んで四半世紀。
前職は国家公務員という変わった経歴の持ち主です。
18歳からず~っとバイクに乗っていましたが、
腰痛の悪化によりついに愛車のハーレーを手放しました。
ただいま趣味を探して彷徨い中のアラフィフ女子(笑)です。
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2024年4月、
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