練切・外郎作成中!!
皆さんこんにちは!
和菓子・洋菓子・パンと様々な実習の様子をブログで紹介していますが、
今回は製菓技術マネジメント学科2年生(総合クラス)の和菓子実習の様子を覗いてみましょう。
本日の実習は、「練切」と「外郎」を作成します。
「練切」とは...餡に餅生地を入れて練り上げた生地で作成した菓子。
「外郎」とは...米粉、上白糖、葛粉を使い生地を蒸し上げたあっさりとした甘みの菓子。
この2種類のお菓子は「上生菓子」ともいい、茶席菓子としても用いられます。
日持ちせず、その日のうちに食べるお菓子です。
一言で「練切」「外郎」と言っても様々な色を付ける事が出来るので、
作り手によってお菓子の色形は自由自在です。
「練切」は、このような形のお菓子を仕上げます。この写真は職員が見本で作成したもの。
学生たちは、この見本同様にどれだけ出来るか、が課題です。
上が「乱菊」、下が「唐錦」という名前がついています。
学生も真剣に仕上げています。
いつもは、みんなでコミュニケーションをとり、活気のある実習室ですが、仕上げの際はみんな真剣!!
静かに仕上げています。写真からも真剣さは伝わりますでしょうか?
仕上げたお菓子はこのようにきれいに箱詰めして持ち帰ります。
そして、見た目だけでなく、カットした断面も重要!!ちゃんと餡が真ん中にあるかどうかもチェックです!!
みんな上手に包餡出来たかな??
「外郎」は下の写真ような形の仕上げです。
これも職員の見本です。同じように仕上げられるかな?
生地を丸く伸ばして...箸を上手に使って仕上げて行きます。
「上手くできない!先生コツを教えてください!」なんて声が聞こえてきます。
友達が作ったのが気になるのかな?
肝心の出来上がりは...
生地をたたむバランスがポイントなのです。
先ほどの練切と一緒に箱に詰めて持ち帰りです!
毎回の実習でこのようにきれいに箱詰めして持ち帰ります。
練切の実習はまだまだ続きます!きれいな製品が出来るようになるよう頑張ろうね!