【かわいい❣】ブーランジェクラスのおやつパン‼
年間60回ある実習もあと残すところ数回となりました。
今年度もコロナの影響を受けましたが、実習の回数も減らすことなく
無事卒業に向けて着々と製パン技術、製パン理論を身につけているブーランジェクラスのみんなです。
最後の実習では、実習室のミキサー、ホイロ、オーブンなどの機器や、作業場所をどう使って、
どのような工程でパンを作るかを学生が考えて、実習を行います。
この実習では製パン技術の向上だけでなく、事前に作業工程を考え、
どうすれば良い製品ができるような流れができるかを自分達で作り出すのです。
実習チームでしっかりと相談し、コミュニケーションをとり、
その場で何を優先すべきか、どうすれば上手くいくかを判断し臨機応変に進めます。
ここまでに、基本的なパンを作る技術はもちろん、自分がイメージする製品を作るための理論や実技を学び、
こうすれば、こうなるをたくさん学んできた学生の集大成です。
初めての試みとして、
近くの小学校の児童にブーランジェクラスの学生が作製したパンを食べてもらうことになりました。
そのパンを決めるために、クラスを6チームに分けて、
小学生に喜んでもらえるようなおやつパンをテーマに創作しました。
小学生の先生方に学生たちがプレゼンを行い、実際にパンを試食してもらい、
6個の中からひとつが選ばれました。
見事に選ばれたのは「クマメロンパン」です。
後日、学生が小学生に届ける予定です。
もちろん、製品を届けるまでには改善改良をし、練習もし、衛生検査に見事合格もし、
どうすれば小学生が食べやすいか
(はじめはチョコが固まらないものを使っていたので、手が汚れてしまいました。)
いろいろ考え、工夫しました。
早く小学生の喜ぶ顔が見たいなぁと思っています。
~プロフィール~
辻製菓専門学校 製パン担当
浅田 紀子
好きなパンは食パンとドイツパン。
最近の癒しは朝の珈琲タイムと週末の接骨院。