高度製菓実習 ~パティシエクラスのショートケーキ作成現場に潜入!~
進級して1ヶ月弱が経ちました。
今日は2年次には洋菓子のみを学習するクラス、パティシエクラスの実習室に潜入してみました!
数日前に講習でスポンジ生地について詳しく勉強したことをふまえて、
実習室で実際に作り比べ、ショートケーキを作成、食べ比べが行われました。
まずはスポンジ生地作り!
泡立ての状態、小麦粉の混ぜ具合などもそろえるため、
要所要所でどのくらい泡があるのか数値(生地の比重)を量ります。
粉の種類の違い(薄力粉、浮き粉、コーンスターチ、米粉)、
糖分の違い(グラニュー糖、上白糖、はちみつ、水あめ)、
油脂の違い(バター、ショートニング、サラダ油、牛乳)など
いろいろな生地を作り比べます。焼きあがりには変化が見られます。
さぁ、ここからショートケーキにしていきます!
中に挟むオレンジを大量にカットしていきます。
2年生になると基本的な作業は1人1台ではなく、まとめてどんどん作ります。お店のようですね。
もちろん1年生の時にしっかりと基本が身についているので出来ることなのですよ。
仕上げのナぺ(周りにクリームを塗ること)は丁寧に早く!
2年生になるとわざわざそんなことは言わなくても自分たちで考えて作業をしていくことが出来ます(o^―^o)
出来上がり!1チームでこれだけの数、作ります。
たくさん作ることで技術が身につきます。
ただ作るだけでなく、すぐそばにいる先生から効率のよい作業の仕方、技術指導などを受けることで
より早く技術と知識が身につきます!
そして作って終わりではありません。
実際に作ってみてどうだったか、食べてみてどうだったか、今回の生クリームの味はどうだったか、
全てワークシートに記入し、今後オリジナルレシピのショートケーキ作りで参考にしていきます。
これらの資料は在学中だけでなく、卒業してからも役に立つことでしょう!
おまけ:同じ日には別立て法で作ったスポンジ生地を使用したフルーツロールケーキの作成も!
辻製菓専門学校の授業は講習と実習がリンクするように構成されています。
講習で学んだことを実習で実際に作っていくことで、講習で得た知識を技術に変えていきます。
そしてそれらをもとに自分の思い通りの、自分好みのお菓子が作れるように、
「お菓子が作れる」から、「お菓子を創り上げていく」に変えていきます。
今後の成長が楽しみです♪
~プロフィール~
辻製菓専門学校 洋菓子担当
漁野 麻紀
東京生まれ福岡育ち、でも両親は山形出身。というどこが故郷なのか
何とも判別しにくい私ですが、今となっては大阪での生活が一番長くなりました。
先生になって30年弱!
日々成長していく学生を間近に見られる
とてもいい職業だなぁとしみじみ思いながら学生と一緒にお菓子作ってます。
美味しいもの大好き!テニスも大好き!そして猫ラブ
2匹のかわいい猫達(=^・^=)と暮らしています~。
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2024年4月、
2024年4月の製菓学科をご希望の方は、
辻調理師専門学校ページよりご確認ください。
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