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"グレーテル"のスタジオから【東西のかけはし バウムクーヘン】

グレーテルのかまど
テレビ

2025.03.18

3月17日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

今回の、グレーテルが残したメッセージは
「重ねて つないで」



今宵ひもとくのは、「東西のかけはし バウムクーヘン」。

レシピ指導は小野達也先生、助手は大島美聡先生です。



日本でもおなじみのバウムクーヘンは、旧東ドイツが発祥なんです。
ドイツ語で「バウム」は木、「クーヘン」はケーキという意味で、
木の年輪のように重なった層が特徴的なドイツの伝統菓子です。
第二次世界大戦後、東西に分裂したドイツでは、東から西に渡った人たちが
故郷の味として懐かしんだのもバウムクーヘンでした。

今回は、型を使って何層もの生地を焼き上げる「バウムクーヘントルテ」を作りました!

まずは、ドイツ菓子でよく登場するマジパンに、ヘラを使って少しずつバターをなじませて。
今回は、生マジパンを使用します。



そこに砂糖と卵黄、そしてスパイスも加えます。
スパイスは、ナツメグの皮の部分を粉にしたメース(左)と、オールスパイス(右)。
16世紀頃のバウムクーヘンにはすでにスパイスが入っていたそうです。



次はメレンゲ。卵白に塩を少し入れて泡立てます。
塩を入れることで卵白のコシが切れやすくなりますよ。



卵白がさらさらになったら、ハンドミキサーに持ち替えてツノが伸びるくらいになればOK。
そこに少しずつ砂糖を加えて伸びのあるメレンゲをキープ。

さっきのスパイス入りの生地にメレンゲを半分合わせ、そこに粉類も半分入れてやさしく混ぜます。
メレンゲも粉も一気に入れるとメレンゲの泡がつぶれてしまうので、
メレンゲ→粉→メレンゲ→粉と順番に混ぜます。
これをパティシエの世界では「メレ粉」と呼ぶらしいですよ。

完成した生地は、まず150gを型に入れて焼きます。
次は2層目になる生地を120g入れて焼いて、これを4層目まで繰り返します。
何度もオーブンに入れるので、焼き色をコントロールするために濡れふきんを使って余熱を取ってね。



焼けたら型からはずして冷まします。



最後はコーティング。
表面に熱々のアプリコットジャムをかけて、まんべんなく塗っていきます。



そして、かまどが伸ばしてくれたマジパンで包みこみ。はみ出たところは切り落としてね。



さらにさらに、上からチョコレートをたっぷりかけて冷蔵庫で冷まします。



仕上げは、バタークリームを絞ってチョコレートを飾りつければ完成!
4つの層がキレイですね~♪




断面を愛でながらじっくりと味わってね!

東西のかけはし バウムクーヘンの「バウムクーヘントルテ」レシピはこちら


月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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