辻調グループ

コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
パンとドリンク
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
辻調グループ 最新情報はこちらから
Column&Recipe
コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
和菓子TOPへおやつ!お菓子!和菓子! コラム一覧へ
連載コラム おやつ!おかし!和菓子!
加納 「2人とも、お菓子作るよ!何食べたい?」というS和菓子助教授の言葉に誘われて、何気なく写真撮りを始めた和菓子班 加納みどり立嶋穣。実は自分たちのつくったお菓子がホームページにのるなんて、夢にも思っていませんでした。そんなこんなで始まった、楽しい和菓子コラムをどうぞお楽しみください! 立嶋
あんみつ

あんみつ
立嶋立嶋: 「あー、暑い!暑い!」

加納加納: 「ほんと、暑いねぇ。大阪って絶対、熱帯よね〜。立嶋君!こんな時は、のど越しつるっと寒天で何か作ろうよ。」

立嶋: 「でも、寒天は『フルーツぜりぃ』も、『寒天ぷりん』も紹介したでしょ。そこで、なんかひとひねりしないとなぁーと思って考えたんですけど、今回は寒天の原点を知るってのはどうっすかねー。」

加納: 「なるほどね。原点かぁ。カッコいいこと言うねぇ。きっと、知らない人いっぱいいるんじゃない?天草(てんぐさ)煮込んで固めて、トコロテン?それとも、あんみつ?ちなみに私はあんみつがいい!」

立嶋: 「いいっすねー。たぶん加納先生そう来ると思ってましたから、フルーツ買っておきましたよ。」

加納: 「さっすが!できた後輩だ。では今回は立嶋先生に寒天の歴史を説明してもらいましょう。お願いしまーす。」

立嶋: 「まず、海草である天草を煮詰めて作るトコロテンは、昔中国から遣唐使によって伝えられたそうです。で、寒天ができたのは江戸時代。京都の旅館でトコロテンの残りを、寒い冬、外に捨てたそうです。数日後、見てみると、水分のない干物状態になっていたそうで、それを旅館主の太郎左衛門がもう一度水で煮てみたら、また固まった。これが寒天の始まり。」

加納: 「うんうん。」

立嶋: 「もっともっといろいろあるんですけど、ここには書ききれないからなぁ……残念。」

加納: 「天草を煮て固めたものって、ちょっと海草の匂いがするけど、1000年くらい昔の人と同じものを食べるって、なんかロマンを感じるよね!」

立嶋: 「いやぁー、ロマンっていうのはちょっと使い方、違ってるんじゃないっすか。」

加納: 「そう?まぁいいじゃない、作ろうよ!」

立嶋: 「了解。」

おはぎ作る?

このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ あんみつ

和菓子班の看板娘
人物 加納 みどり
ラガーマン(だった)
人物 立嶋 穣
辻調の御言持(みことも)ち
人物 重松 麻希
このページのTOPへ
 
辻調グループ校 Copyright(C) 2003 TSUJI Group