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プリンって冷やし固めて作る物だと思ってませんか?本来は卵・牛乳・砂糖に火を通して作るのです。火の通し方に少しコツがいりますが、みんなの大好きなあの味・・・。ぜひ作ってみて下さい。
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辻調グループ校 洋菓子助教授 |
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瀬戸山 知恵美 |
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SETOYAMA CHIEMI
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■ワンポイント
加熱しすぎると、す(気泡の跡)が入り、舌ざわりが悪くなるので注意しましょう。
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■由来
プディングpuddingは、イギリスが起源で、焼いて作るもの、蒸すもの、冷やしたものと、実に多くの種類があります。
カスタードcustardは、牛乳と卵に、砂糖、香料、でんぷんなどを混ぜたものを指します。同時にそれをクリーム状に煮詰めたものや、蒸したり焼いたりして固めたデザートのことも表わします。中世の英語でcrustade(卵でとろみをつけたソースで和えた肉や果物を詰めたパイ)という言葉が語源とされています。
カスタードプディングは、カスタードを使ったプディングということになります。
このお菓子が日本に入ってきたのは、おそらく明治時代。明治36(1903)年に発行された本には<プデン>と載っていました。その8年後には、<プッヂング><プリン>と変化して「実用食品辞典」に出ており、この頃から日本では<プリン>の名前が定着し始めたようです。国語辞書などでは“プリンはプディングのなまり”と説明してあります。<プディング>が<プデン>と聞こえ、さらに<プッヂング><プリン>と変わっていったようです。
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■その他
オーブンを使わず蒸し器で作ることもできますが、その場合はふたの下にも布巾をはさみ、常に弱火で行います。
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