辻調グループ

コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
パンとドリンク
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
辻調グループ 最新情報はこちらから
Column&Recipe
コラム&レシピTOP
西洋料理
日本料理
中国料理
世界の料理
洋菓子
和菓子
パンとドリンク
日欧食べ物だより
こだわりレシピ検索
洋菓子TOPへ菓子まし娘のお菓子講座 コラム一覧へ
連載コラム 菓子まし娘のお菓子講座
「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。
菓子まし娘のベーニェ・スフレよもやま話

beignet souffle
作り方の方程式 シュー生地+カスタードクリーム+ホイップクリーム+粉砂糖=ベーニェ・スフレ
直子(以下N): ドーナツ屋さんで売っているこのタイプのドーナッツが、実はシュー生地でできているってこと知っている人はいないだろうね。私も生徒時代、授業で習ってびっくりしたもん。

治代(以下H): うん、うん。私も授業で知ってびっくりしたよ!「シュー生地を揚げる」ってこと自体が、結構衝撃的やったなあ。

亨子(以下K): そうね。シュー生地はシュークリームのイメージしかなかったもんね!!作ってみると膨らんでいく過程が面白くて、でき上がりはそんなにしつこくなくおいしいよね。でも今回の生地は、シュークリームを作るときの生地の固さより少し固い?

N: そう!シュー生地は水分が多くて、熱を加えたときに、その水分が蒸発する力を使って生地が膨らむんだけど、 熱の伝わり方は表面積が大きい方がよいので、星の口金で絞るのね。絞った形がしっかり残るくらいだから、固めの生地だね。木杓子で取って垂らして落としてみると、木杓子に三角形に残るけどその先端は少し割れている・・・・みたいな。

H: 普通のシュークリーム用の生地は、三角形にきれいに残るぐらいだもんね。それからすると、結構固めだね。じゃあ、この生地を揚げる時の注意点は?

K: 160〜170℃ぐらいの少し低めの温度で全体的に色が付くまで揚げて!ただし硫酸紙に空気穴をあけておかないと蒸気がこもって油が跳ねるから注意しないといけないね!

N: 頻繁にひっくり返すのではなく、まず片面を10分位かけて揚げ、裏返してもう片面を10分程かけて火を通す!考えてみて・・・・シュークリームで一番多い失敗が、表面の色にだまされて早くオーブンから出しすぎて、ぺっちゃんこになることだと思うんだけど、同じ生地を使うのだから注意点は同じ。時間の割に色づきが早いと思えばごく弱火にするなどの工夫をしてもいいね。最後は170℃ぐらいあったほうがいいけど・・・・。

H: そうだね。シュー生地の基本をしっかり思い出してと・・・・。今回は中にカスタードクリームの上にホイップクリームを絞って詰めてあるけど、クレーム・ディプロマットやチョコレート風味のクリームでもおいしそう!!

N: シナモンパウダーをかけただけでも、結構おいしいよ!

K: 油が跳ねるのを恐がらずに挑戦してみて欲しいな!!でもやけどしないように気をつけてね。

菓子まし娘


このコラムのレシピ

コラム担当

レシピ ベーニェ・スフレ

菓子まし娘
人物 松谷 治代
人物 古村 亨子
人物 小林 直子
このページのTOPへ
 
辻調グループ校 Copyright(C) 2003 TSUJI Group