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「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。 |
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フルーツたっぷり、ひんやりスイーツ |
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麻紀(以下M):
暑い日が続きますねぇ〜(>_<ゞ ゼリーでも作りましょうか!
亨子(以下K):
ハ〜イ!!のどが渇いて・・・・トゥルルンと、のどごしがいいから好き!!
で、何ゼリー作るのかな。知恵美先生、知ってる?
知恵美(以下C):
わぉ!ゼリーね。麻紀ちゃんのことだからきっと、フルーツを使ったゼリーだね?グレープフルーツとか、オレンジ!!
M :
さっすが 知恵美先生〜!私のこと分かってるぅ〜(^^)v 今回はおいしいぶどうジュースがあるからぶどうゼリーにしましょう!!しかも、いつものゼラチンを使ったゼリーではなくてカラギーナンという凝固剤を使っちゃいましょう!
「菓子まし娘のお菓子講座」始まって以来のnew材料じゃないですか?私、カラギーナンを使ったゼリーのプルルンとした、ゼラチンとは違ったあの固まり具合が大好き!
K :
ぶどう味!!食べたーい。あの食感はいいよね。カラギーナンはやっぱり製菓材料の専門店じゃないと手に入りにくいよね?売っている単位がちょっと家庭で作るには量が多いかもしれないけど・・・・でも、ゼラチンが動物(牛、豚の皮や骨)から作られているのに対してカラギーナンは海藻からできていて、ノンカロリーだからバクバク食べても大丈夫!?
C :
いやいや、何でも食べすぎはダメですよ!!ほどほどに。カラギーナンのゼリーってドイツ菓子でも使われているよね。フルーツの上にたっぷりのせたりして。ゼラチンは高温にすると凝固力が弱くなるって言うけど、カラギーナンも注意する事はある?
M :
亨子先生、最近ではインターネットでも購入することもできますよ!まぁ確かに分量はちょっと多いですけど・・・・
カラギーナンを使う時の注意点は・・・・まず、(1)ダマになりやすいので必ず分量の砂糖と良く混ぜ合わせてから液体に加える。(2)しっかり溶かすために80℃以上まで加熱する。ですね。1度固まったものを溶かしてもう1度固めてもOK!しかもなんとなんと!冷凍ができちゃうんです!!ゼラチンや寒天で作ったものは冷凍不可!なんですよね。
ところで確か寒天も海藻から作られてるはず・・・・なのに固まり具合とか扱い方が全然違うのはなんでだろう??? ここは和菓子の先生に聞いてみましょう!同期入社の加納先生!!寒天のことちょっと教えてぇ〜
加納 :
はじめまして、おやつ!お菓子!和菓子!を担当してます加納です(宣伝させてね^^)
ところで、同期の鈴木先生は最近恋人とは上手くいってるのかな?(ココでの質問の意味は後から分かります)
ゼラチンや今回使うカラギーナン、和菓子では欠かせない寒天、同じ固める力のあるものでも性格が違うんですよね。寒天は、しっかり煮溶かす、寒天が完全に溶けてから砂糖を加える、常温で固まる、酸に弱いという性格の持ち主。
カラギーナンも海草が原料ですが、海草の種類が変われば性格も変わるんです。ちゃーんと素材の性格を知って付き合わないと上手くはいかないんですよ。だからお菓子つくりは面白いんですが^^。
で、鈴木さん彼とは・・・。
C :
さっすが加納ちゃん!うまいこと例えるね〜。お菓子の素材も人もその性格を知ってその性格に合わせて付き合わないとうまくいかないんだね〜。勉強になるぅ〜(^^)
M :
うんうん。カラギーナンにもいろんな種類があるので加える分量とかはその商品の説明書などに記載されている分量を参考にして自分なりに変えてみちゃってくださいね。
K・C・加納 :
そんなことより麻紀ちゃん! 実際のところどうなってんの!?
M :
ふふふ・・・・(*^^*)あつ〜〜い話になっちゃうので、冷たいゼリーでも食べながらお話しましょうか!
K・C・加納 :
賛成!
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