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「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。 |
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知恵美(以下C):この表面見てください!!ピッと持ち上がってるグラス・ロワイヤル。模様が面白いですよね。このお菓子パリで見たことありますか?
亨子(以下K):パリだったか何処かで、確か写真にも撮ったかな?だんだんフランスでの記憶が薄れて行くのが悲しい・・・表面の数本の帯が×になってるんだよね。コンヴェルサシヨンは英語でカンバセーション、会話って意味だよね! 帯が会話をイメージしているんだっけ?
直子(以下N):フランス人は会話をしよう!って時、人差し指どうしで×(バ ツ)を作るジェスチャーをするのでそこからきてるんでしょ?でも私は経験ないなぁ。ネェ、経験ある??
麻紀(以下M):私もそんなジェスチャー見たことないです!表面の格子模様が会話をしているときの口の形に似ているからこの名がついた、とかいう説もありますよね。このお菓子、パリで見ましたよ!!でも・・・どこのお菓子屋さんだったか忘れちゃった。
C:そうかぁ。私は見たことあるような・・・という感じで、覚えてないなぁ。 今回は、中に栗を入れてみましたがいかがですか?私はクリームだけより、なんだかしっとりしておいしい気がするのですが。
K:そうね、中に何か入っているとチョッと嬉しいよね。あと洋梨のシロップ煮もいいかも。今回は折り込みパイ生地を使うけど、忙しい人には市販のパイ生地でもいいよね? 使ったことある?
N:あるよ!きちんと層ができていて・・・結構浮き上がるのよね。パイ生地がそんなに浮き上がらなくてもいい今回のようなお菓子なら、市販のパイ生地をまず三つ折りを2回 して30分置いてから、成形し始め方がいいだろうね!
M:そうそう。パイ生地が膨らみすぎちゃうと、焼いてる途中で形が悪くなったり 、 火山のマグマのようにクリームが出てきちゃったり・・・焼く前にしっかりピケ(空気穴をあける事)してても膨らみすぎちゃうときは、焼いてる途中でもピケしたりしますよね?それ以外に形が悪くなる理由ってあるのかなぁ?
C:う〜ん・・・生地を休ませ足りないとか、ひっぱって成形すると縮むから、変形しやすいよね。あとは形じゃないけど、やっぱり生地がサクサクしてないとおいしくないよね。膨らまない生地で十分できるんだけど、状態が悪いと生地も扱いにくいし、味も悪くなるね。生地が冷たいうちに!!が、基本だね。打ち粉もうまく使えるようになると、なんかプロっぽいね。
K:打ち粉は家ですると掃除が大変だよね!なんかいつも控えめな感じになってしま う・・・あとグラス・ロワイヤル。作り方は以前も紹介しているけど、でき上がりはどう判断してる?今回はどんな固さ?
C:今回は見た目はつやっぽく、絞るにはやわらかすぎという固さです。ゴムベラなんかで垂らしてみたらとろ〜んと落ちていく感じです。筋はすぐには消えないけど、くっきりも残っていない、そんな固さ。伝わるかなぁ・・・しっかり、泡立ておいた方が焼き上がりはきれいだと思います。
N:グラス・ロワイヤルがちょっと色づくまで焼いていいのよね。
M:うんうん。色づくまで焼くことで、甘いだけじゃなくてカリッとした食感と香ばしさも得られますよね!グラス・ロワイヤルがカリッとしてて、パイはサクサク、クリームはしっとり・・・あ〜早く食べたい!!
K:焼き菓子だから2日位は大丈夫だよね!それともすぐになくなるか?
C:そうですね。すぐになくなってしまいますね。だって、我慢できないしぃ。でも、このお菓子、次の日でもおいしく食べれますよね。ちょっとだけ、トースターとかで温めるとさらによし!
とか言っておいて、今ある分は全部食べちゃいましょうか!!おいしそう〜。
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