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「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。 |
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亨子(以下K):フロランタン・サブレも好きなお菓子の1品なんだよね。生地とキャラメルの香ばしさがたまらなく好き!!
直子(以下N):うちの母も大好きだわ。アーモンドとキャラメルって日本人好みなのかなー?大手会社の缶入りの贈答用のお菓子にも、似たものがあるよね。
知恵美(以下C):へぇ〜。皆さん好きなんですね。って私も好きですけど・・・でも、実は最近なんです。このお菓子がこんなにおいしかったんだ!と思ったのは。お 菓子屋さんでも、個包装して売ってますよね。ナッツもいろいろアレンジして。
麻紀(以下M):そうそう!それとナッツと一緒にオレンジピール等の乾燥フルーツが混ざってるのもありますよね。乾燥フルーツとナッツとキャラメル・・・これが相性抜群!なんだなぁ。大好き!!それにしてもきれいにカットされてますね。生地はサクサクだし、アパレイユはねっちりしてるし・・・こんな硬さの違う生地とアパレイユをカットするときのコツって?
K:みんな色々知ってるねぇ〜。そうカットは表面からでも多分大丈夫だと思うど、切りくずが表面についたりして汚くなったり、割れたりするからひっくり返して裏からカットしてます。波刃の包丁をのこぎりのように大きく動かすといいよ!他に何か気をつけるところはあった?
N:サブレ生地を少し焼いてから、キャラメルのようなアーモンド入りアパレイユを流してもう一度オーブンで焼くんだけど、どちらも好みの色にするには結構タイミングが難しいかも。
K:そうね!チョッと面倒だけど初めに生地だけで焼き、またアパレイユを流して焼いて、生地の焼き過ぎにはくれぐれも注意してね。ところでフロランタンてどう言う意味だっけ?
M:フロランタンってイタリアのフィレンツェ風(フランス語でフローレンス)のって事ですよね。イタリアに行ったとき、このフロランタンサブレのサブレがないバージョンのお菓子を良く見ましたよ!ナッツとキャラメルを薄く焼いて裏面にチョコレートをつけてるやつ!!ナッツだけじゃなく乾燥フルーツが入ってるのもあったなぁ・・・ということはフィレンツェが発祥の地って事ですか?イタリアはナッツやフルーツの名産地がたくさんありますもんね!
N:ヘーゼルナッツのピエモンテとかね!
K:んー!冷めれば好みに仕上げて!カットの仕方を変えたり、チョコレートの塗り方を変えてもいいし・・・。そう言えばついこの前も生徒が作ったこのお菓子をもらったわ。かわいらしくラッピングがしてあるとより嬉しくなるよね。ラッピングが得意な先生はどんなのが合うと思う?
N:表面の焼き色が魅力なので、透明な丸や角のケースに表面が見えるようにまとめて入れるだけでもいいんじゃないかな、かわいいシールをつけて!1〜2個だったら透明の袋に入れて、自然素材の細いリボンで結べばいい。最近は袋入りのシリカゲルが小売りされているので、手に入るのなら入れたら気が利いてるよね。
C:後は、カットする時や、ラッピングの時に表面のキャラメルになったところを触ると指紋が付いたりしてきれいではなくなってしまいますよね。チョコレートかけてる場合も同じですよね。このお菓子って似たものがドイツにもなかったっけ!?
K:ドイツ菓子もそう言えばあったね。確かマンデルホーニッヒシュニッテ。マンデルがアーモンド、ホー二ッヒがはちみつ、シュ二ッテが長方形に切り分けた・・・・って言う意味だっけ。
お菓子作りはその後のラッピングも色々と楽しめるからプレゼントで作るときは結構気合が入るわ!
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