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「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。 |
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チーズのタルト |
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亨子(以下K): そうそう、冷凍していた練り込みパイ生地が、冷蔵庫の中でちょうどよく解凍されているのでこれを使ってタルト・フロマージュでも作ろうかな。未だに生地を丸く伸ばすのが苦手なんだけどみんなの意見聞かせて!
知恵美(以下C): すごいですねぇ、ちょうど生地が解凍されてるって!!どんな暮らししてるんですか!?家だったらちょうど、ささみが解凍できた!ぐらいですかね。タルト・フロマージュってのもおしゃれですね。
確かに、練り込み生地はすぐ柔らかくなったり、 形が悪くなったりしますね。 私はまず始めに、力いっぱい伸ばさないように気をつけてます。平らに平らにが基本かなぁ。直先生はどんなことに気をつけてますか?
直子(以下N): きれいに丸く整えた生地を、伸ばしては60度ぐらいずつ回すのをとにかく繰り返す。1周するまでは、あえて端までめん棒を当てないかな・・・?その部分がいい具合に曲線になって丸くなるようで・・・。
麻紀(以下M): えっ!そうなんですか!?私は端まで同じ厚みに伸ばしてから60度くらいずつ回しています。同じ形にのばすのにもいろんなやり方があるんですね。
K: 生徒の作業見てても、○の形から離れている子は多い!伸ばすときの姿勢や麺棒へかける両手の力や向きなんかも大切だね。
次の工程はパータ・ボンブ。パルフェで一度紹介してたかな。ボンブって面白い名前だよね。
C: ありましたね、パルフェ。生クリームが多くて口当たりがいいアイスクリームですよね。ボンブの由来は、むかし先のとがった円筒形の砲弾(ボンブ)の形をした型で作られていたボンブ・グラッセ(アイス・ボンブ)という高級なデザートから、らしいです。そのデザートに使われていたベースがパータ・ボンブです。これをお菓子ではよく使いますよね。
N: パータ・ボンブが入ることで、なめらかさとこくが加わるわけね。チーズにこだわりは?
K: 今回はお菓子作りで一般的なクリームチーズを使って作っています。たぶんスーパーでも簡単に手に入ると思うよ。使う前には常温にしばらく置いたり、レンジや湯煎で柔らかくしてから使うと作業もしやすいね。
C: クリームチーズってメーカーによってだいぶ味が違いますよね。酸味やこくが。その辺もちょっと研究すると面白いですね。クリームチーズって鰹節としょうゆかけて食べるとおいしいんだよね!?
M: そうそう!おいしいですよね。ってちょっと脱線しましたが・・・(^^ゞ
クリームをあわせるときに注意しないといけないことってありますか?
N: クリームチーズに砂糖を入れてよく混ぜてると、少しさらっとした感じに柔らかくなるよね。逆に、レモン汁を入れると固くなってくる。混ぜやすさを考えれば、ク リームチーズに砂糖を最初に入れて、最後のほうでレモン汁を入れるといいよね。
K: そうね、今回も最後に加えています。酸味が苦手な方は少し減らしてもいいと思うけど、程よく酸味のある仕上がりになっているのでそのままでも大丈夫かも。最後はシャンティイクリームで自由に仕上てでき上がり。それじゃこれからクリームチーズを買いに行こっと・・・!!
N.C.M: えっ!?
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