直子(以下N): チョコレートといえばバレンタインだけど、何か思い出はある? |
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治代(以下H): 製菓学校の学生のときに、友達の寮に泊り込んで作ったなあ。夜中の2時か3時までかけていっぱい作った。学校やバイト先の友達とかにあげたんだけどね、きれいにできたから写真をとった思い出がある。 |
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亨子(以下K): 私もいろいろ作ったなあ。センターには粉砂糖とアーモンドパウダーとお湯で作ったマジパンもどきにお酒でバリエーションをつけたり…。チョコも温度計で測ったりもして。 |
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N : チョコレートって、ただ溶かしただけでは、よい状態にかたまらないけど、知らないでそのまま流し固めると、表面が白っぽくなったり食べるとザラザラしてがっかりするよね。せっかく手間かけたのに板チョコのままの方がおいしかった…って。 |
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K : そう、“テンパリング”っていう溶かしたチョコレートの温度を調節する作業が必要なんだよね。で、それが必要だとわかると今度は面倒で気軽には作れない…。 |
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H : でも、でき上がったものを買うとなると、高いところでは一粒何百円で売ってたりするよね。一口で食べちゃうのに〜。 |
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K : うん、だからこそ、手作りするなら材料選びには注意してほしいね。普通に売ってる板チョコはちょっと甘すぎるから・・・製菓材料コーナーで売っているスイートチョコートとか、クーヴェルチュールというのを使うといいんだけど。 |
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H : 結構高いんだよね。なので、私は外国から輸入されてるチョコレートを使ってる。友達のお母さんから教わったけんだけどね。レーズンとかも製菓材料でなく健康食品コーナーで買ってる。 |
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K : なるほど。 |
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H : 日本製のなら、ブラックとかビターっていうのが製菓材料でいうスイートチョコレートくらいかも。 |
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N : うん。チョコレートの規格は国によって全然違うから、国別の特徴を知っておくといいね。とにかく、今度のバレンタインには、ぜひ手作りチョコレートに挑戦してみて下さい。 |
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