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「作るのが好き、たべるのは大好き、そしておしゃべりも大好き」という三人娘が、楽しくおしゃべりしながら、お菓子作りの秘訣を伝授。さても女三人寄ればかしましい?いえいえ、「菓子まし娘」はどんどんお菓子が増えていくという意味もこめて「菓子・増し」なのです!基礎からはじめて、作り方をくわしく解説していますから、お菓子作りがはじめてという人でも安心してチャレンジしてください。 |
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蜂の巣のような凹凸が特徴 |
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知恵美(以下C):
温かいワッフル持っていると幸せですね〜。
この生地は溝が深いボコボコの型で焼いて欲しいです!!以前もワッフルは紹介していますよね!?
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ベルギー・ブルージュの町並み |
亨子(以下K):
そうよね〜。小便小僧の写真が懐かしい・・・・ワッフルと言えばベルギーだね。もちろん行って食べたよ!!
麻紀(以下M):
いいなぁ〜。私はベルギーまでは行けなかたのですが、その一歩手前のリール(ベルギーとフランスの国境の街)には行きましたよ。リールにもワッフルはいっぱい!街角のカフェの軒先で焼いて販売していたり、屋台があったり・・・・とさまざまでした。リエージュ風とブリュッセル風、どちらのタイプも発見できましたが、どちらかというと四角いリエージュ風が多かったなぁ。ところで知恵美先生!リエージュ風とブリュッセル風の決まりごとってなんですか?
C:
何だろうねぇ・・・・ちょっと調べる間、ワッフル焼いておいてください。早く食べたいからって、火が強いと表面だけ焦げるので注意です。白いうちにあけるのもダメですよ!!
K:
ハーイ。麻紀先生、今日のは、どっちか知っている?砂糖を練りこんでもっちりリエージュ風?ん〜、いい香りがしてきた。そろそろかなぁ?
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市場のワッフル |
M:
知恵美先生が言うように、ワッフルって寒い外で湯気を立てながらハフハフ言って食べるのが幸せ!手もあったまるし(^^)だからカフェの軒先ででも売ってるんですね〜。納得。今は電気の焼き型が多いですけど、もちろん昔はガス火で、あるいはマキの火で焼いていたんですよねぇ。って、そんな昔から作られていたのかなぁ?
C:
昔からのお菓子らしいよ。詳しくは、ワッフルのよもやま話と、レシピのところにも歴史について書いてあるので見て下さい!!麻紀ちゃんが言うように暖炉で焼くために柄が長い、ワッフル型があるよね。北フランスは鋳物で栄えた所なのでワッフルの型も作られていたんじゃないかなぁ。亨子先生は、ワッフル型とか骨董市で見たことありますか?
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ワッフル屋のおじさん |
K:
骨董市では無いけど、お菓子の器具、型などの展示会で見たかな。長い柄の先は宗教的な模様が彫られているんだって。古くはヨーロッパの修道院のミサでも食べられていたらしいよ。12〜13世紀頃のベルギーでは家庭でも作られ食べていたとか。今でこそ日本のものはこの形が知られているけど、ふんわりとした生地に餡やカスタードクリームをサンドしてるのが、子供の頃のワッフルだった。デパ地下のお菓子屋さんで売られているのを見たけど・・・・そろそろ食べごろじゃない?
M:
ん〜いい香りがしてきた!そういえばゴーフルって薄くてパリパリした生地の間に薄くクリームをサンドしたお菓子を日本でもフランスでもよく見かけるけど、あれも元をただせばワッフルの仲間?原型なのかなぁ?フランス語ではワッフルのことをゴーフルというんですよね。
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みんな大好きヌテラ (チョコレートとヘーゼルナッツのペースト) |
C:
この香り、たまらないね〜。ワッフルにもいろんな種類があって、麻紀ちゃんが言っている薄いものは、ゴーフル・フレと呼ばれているもので、北フランス産の砂糖、ヴェルジョワーズを挟むのが特徴だね。今回のリエージュ風はイーストで発酵させるタイプで焼くときに型で押さえるから中がぎゅっと詰まった感じで、 生地の中にシュクル・ペルレ(パールのような粒状の固まりの砂糖)を入れているもの特徴かな。ブリュッセル風は他に比べると水分が少し多めで中がしっとりとした感じで、長方形が多いような・・・・違いははっきりしないんだけど、こんな感じです。今日は粉砂糖振りますか?それともジャム?ヌテラ?
K:
ジャムもいいけど、んーバニラアイスもいいな!
M:
私はヌテラと泡立てた生クリーム!!たっぷりめでお願いしま〜す(^^)v
C:
了解。私は何にしようかなぁ?さぁ、さぁ、熱いうちにいただきましょう。
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