世界中にはいろいろなお酒がありますね。フランスはコニャック、イタリアはグラッパ、スペインはシェリー、アメリカはバーボン、イギリスはスコッチ・・・・と、どのお酒もその土地柄を表す、おいしいお酒です。それじゃあメキシコといえば?そう「テキーラ」です!この「テキーラ」、メキシコ特産のアガベ・アスール・テキラーナという竜舌蘭(リュウゼツラン)を原料とし、しかもメキシコのハリスコ州、ミチョワカン州、ナジャリ州の一部で製造されたもののみしか「テキーラ」と名乗ることができないんです。「テキーラ」には、アルコール度数が高い、というイメージがあります。風味も独特で、お酒は好きだけどちょっと・・・・という方も多いかもしれませんね。 |
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ということで、今回はこの「テキーラ」をおいしく、手軽に楽しむ方法を幾つかご紹介します。まずは辻調のバーテンダーからカクテルを。「テキーラ・サンライズ」これはすごくお勧めです。ベースはテキーラとオレンジジュースですが、それにグレナデンシロップ(ざくろのシロップ)を沈めて朝焼けに見立てます。オレンジジュースとグレナデンシロップが入るので、とても飲みやすいカクテルです。このカクテルはローリングストーンズのミック・ジャガーが公演先で好んで飲んだり、イーグルスが同名の曲を作ったことで有名になりましたね。そういえばメル・ギブソンとカート・ラッセル主演の「テキーラ・サンライズ」という映画もありましたね。 |
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同じくカクテルで、「マルガリータ」。「テキーラ」を使ったもっとも有名なカクテルです。情熱や恋のイメージが強く、人気があります。しかし真実は悲しい恋の話になります。ロサンジェルスのバーテンダー(バーテンと呼ぶとバーで働く人の多くは気を悪くします。バーテンダー[バーの世話人]と正しく呼んでください)ジャン・デュレッサー氏が恋人を狩猟に連れて行ったときに、彼女は誤って流れ弾に当たり、亡くなってしました。後に氏がその彼女「マルガリータ」を想って作ったカクテルです。そのために彼女の故郷(メキシコ)のお酒である「テキーラ」が使われています。「テキーラ・サンライズ」よりは強いカクテルですので飲みすぎには注意して下さい! |
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もちろんカクテルにせずにライムと塩を添えてストレートで楽しむのもいいですよ(私はこの飲み方が一番好きですけど!)。
テキーラは飲むだけではなく、メキシコでは料理や、デザートにも使われることもあります。このテキーラのムースなんかも甘さが控えめで、大人向けのデザートですね。 |
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「テキーラ」はメキシコ料理を食べながら大勢で楽しくわいわいやりながら飲むのが一番おいしい飲み方ですね。今回紹介する「えびのにんにく炒め」もテキーラとはいい相性ですよ!ぜひ一度試してみてください!
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