はじめてのチョコ実習 【辻製菓マスターカレッジ】
こんにちは
今期もチョコレート実習の季節がやってきました。
チョコレートを各テーブルで作業するので実習室中がチョコレートの
甘い香りに包まれます。
まずはチョコレートの作業で一番大事なテンパリング(調温)を行います。
溶かしたチョコレートを大理石テーブルの上に出して温度を下げます。
その後、元のボウル(少し溶けたチョコレートが残っている)に戻して
よく混ぜます。簡単に説明するとこんな感じですが、溶かす温度、下げる温度、
最終の温度がしっかりと出来ていないと失敗します。(きれいに固まりません)
固まり具合、つやなどをチェックして問題なければ製品を作っていきます。
マンディアン、チョコレートを丸く絞り出して固まる前にナッツやドライフルーツを
飾ります。
オランジェット、軽く乾燥させたオレンジピールにチョコレートをコーティングします。
アマンド・オ・ショコラ、キャラメリゼしたアーモンドにチョコレートを少しずつ絡めていきます。
トリュフ、ボンボンショコラの定番。オレンジリキュールが隠し味。
出来上がった製品は箱やケースなどに詰めます。
早いですがヴァレンタインのイメージで。チョコレートで箱が汚れないように
注意して詰めていきます。
今回の実習の製品がこちらです。
はじめてのチョコ実習にしては上手に出来たようです。
写真は撮りませんでしたが、白衣がチョコレートで黒衣?になっている
学生もいました。きれいに洗濯してください。
来年、二回目のチョコ実習があります。
次はボンボンショコラの詰め合わせかな?テンパリングのやり方、忘れないでね。