ウィーン菓子講習 じゃがいも編 【辻製菓マスターカレッジ】
こんにちは
ウィーン菓子講習の第二弾!
講習室に行くと、普段の製菓講習では見かけない材料が鍋に入っていました。
じゃがいもです。
料理講習では頻繁に出てくるであろう食材である「じゃがいも」を使って今日は
ウィーン菓子の講習をします。
お菓子ですから甘く味付け?をしていきます。
教壇を担当する先生は喜多村先生です。(カメラ目線ありがとうございます。)
喜多村先生はウィーンの老舗菓子店「ハイナー」での研修経験があります。
茹で上がったじゃがいもを裏ごします。
裏ごしたものに、薄力粉、セモリナ粉、バター、卵黄を混ぜます。
生地が出来上がったら、アプリコットのシロップ煮や赤ワイン煮のプラムを包んでいきます。
元々「種」があったところに角砂糖を入れます。
じゃがいもの生地に甘味は入っていませんが中身に甘味を付けます。
中身が見えないように丁寧に包みます。
次の作業はお塩を少し入れたお湯で茹でます。
料理講習ではなくあくまでも「お菓子講習」です。
どんな仕上がりになるのか楽しみです。
出来上がりました!
茹で上がったらフライパンで炒めてグラニュー糖で味付けしたパン粉か
黒けしを周りにまぶします。
赤いソースはラズベリーのソースです。
出来立てをいただく温かいデザート。「クネーデル」と言います。
クネーデルは団子という意味。オーストリアやドイツ料理で見かけることもあります。
(料理の場合は中にひき肉が入っていたり、中身を入れずに付け合せにしたり。)
ウィーンのカフェなどで出会ったら是非注文してみてください。
寒い季節にちょっと小腹がすいたらクネーデルを!