講習仕込み。【辻製菓マスターカレッジ・辻製菓技術マネジメントカレッジ】
こんにちは。
関東も梅雨に入ったようですね。
これから、しばらくの間は雨の日が多くなります。
蒸し暑かったり、雨に濡れて寒くなったり。
体調管理に注意してください。
実習室で講習の仕込みをしていました。
講習で使用する「生地」や「すり替え」を仕込む訳ですが
学生たちが試食するお菓子も仕込みます。
何を作っているのでしょう?
材料はバター、砂糖、塩、レモンの表皮、卵、バニラエッセンス、薄力粉、リンゴ。
リンゴのお菓子が出来上がるようですが、材料だけでは完成品がまだ見えてきません。
バターをなめらかな状態にして薄力粉までを順に混ぜていきます。
お菓子は混ぜる作業ばかりですが混ぜ方や材料の温度など注意しなければ
いけないことがたくさんあります。
生地が出来上がったら型に流し込みます。
型の内側にはバターを塗ってアーモンドスライスを貼り付けておきました。
表面を平らに均してくし切りにしたリンゴを並べ、オーブンで焼成します。
約1時間オーブンで焼くと。
焼き上がりました!!!。
リンゴにも焼き色が付いて美味しそうですね。
型をはずすとこんな感じです。
このお菓子はドイツ菓子のひとつ
Altdeutscher Apfelkuchen アルトドイッチャー・アプフェルクーヘンです。
直訳すれば、古きよきドイツのリンゴケーキといった感じでしょうか。
しっとりとしたバター生地にリンゴの酸味と食感がマッチします。
試食の前にアプリコットジャムを塗り、更にフォンダンを薄く塗って仕上げます。
学生の皆さん、講習を楽しみにしていて下さいね。