TOKYO

オリジナルコースメニュー

辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ

2019.02.17

辻フランス・イタリア料理マスターカレッジの本科授業の最後の調理実習は「オリジナルコースメニュー」でした。

「オリジナルコースメニュー」とは、1年間学習した調理理論、教養の知識、調理実習の経験を結び付けてオリジナルのレシピを考案し、調理します。考案には、コース料理の流れ、食材や料理の構成、食材費、衛生なども考慮しなければなりません。

学生たちは前菜、魚料理、肉料理とそれぞれオリジナルのレシピを考案しました。それぞれの料理には「条件」がありその規定に沿った創意工夫された料理が生まれましたよ!

前菜の条件は「100%ベジタブル」 *乳製品等、動物性食材の使用は不可。

材料に制限がある中、火の通し方、仕上げ方を工夫して色とりどりの野菜を取り合わせたきれいな一皿に仕上がっています!

魚料理の条件は「付け合わせの野菜のフランを活かす」「付け合わせにあわせた主材料の調理法、ソースを考案する」

カリフラワーのフランに鯛のポワレときのこのソテ、ポロねぎのフライ、サフランのソースとメイン食材と付け合わせがお互いを引きたてあう仕上がりになりました。

肉料理の条件は「牛フィレ肉、牛サーロイン、牛肩肉、牛もも肉、牛ばら肉から選択し、それらにあった調理法、ソース、付け合わせを考案する」

サーロインをメインに、じゃがいもの付け合わせ、赤ワインソース、アクセントにフランボワーズのソースを添えた一皿。肉の味わいにじゃがいもの食感のアクセントやフランボワーズの酸味など味のバランス上手にとれた仕上がりになりました。

学生たちはオリジナルコースメニューの料理に今まで学習した成果を一皿ずつに込めて仕上げていました。