活けの蛸に悪戦苦闘! 【辻日本料理マスターカレッジ】
今日は蛸の実習をレポートします。
この時期の蛸(たこ)は「麦わら蛸」といわれ、子を持つために美味しく味わい深いといわれています。
夏バテしやすい時期ですが、タウリンたっぷりの蛸を食べて、元気をつけてもらいましょう!
活けの蛸は元気にあばれまわって弱る前に目打ちで締めます。
一瞬で色が変わるので、各班でどよめきがあがりました。
それから、酢だこ用のタコをゆでます。
3分ほどゆでたら、残りの露を払い、氷水でさっと色止めします。
そしてダクトの枠につり下げ、余分な水分を払います。
全テーブルタコが釣り下がるの、とても不思議な光景です。
ご飯に使うタコはさっと霜振りして、適当な大きさに切り、地漬けします。
造りは60℃のお湯で湯引きにして、氷水でしめ、梅醤油で食べます!
くにくにとした歯ごたえで、うまみが口に広がりますよ。
皮が邪魔なので、柳包丁でしっかりむきとります。
夏が旬の金糸瓜は酢だこに添えて。
見た目は黄色いメロンのようですが、ゆでると繊維が糸のように細くほぐれます。
盛り付けはいつも通り手早く丁寧に!
できました!
皆でいただきます。