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秋の松花堂弁当 【辻日本料理マスターカレッジ】

辻日本料理マスターカレッジ

2014.09.24

9月2日の日本料理講習のレポートをします。

今回は「松花堂弁当」。

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料理同士の味が移ることなく、盛り付けやすいことから、日本料理ではよく使用する器です。

4つの仕切りに入れるものには決まりがありませんが、、

八寸、焼き物、煮物、ご飯物などが入り、お椀は別出しです。

 

松花堂の蓋の裏には秋草と兎の絵。

そして菊、松茸など秋の食材がふんだんに使われています。

よく見ると蕪が菊花の形に!

 

日本料理ではこの時期によく菊を用いますが、

その理由は五節句の一つ「重陽の節句」にちなんでいます。

重陽の節句はさまざまいわれはありますが、菊を食べて長命を願う行事です。

日本料理実習室にも展示されていますので、みてみてくださいね。

 

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お椀は中秋の名月になぞらえて、胡麻豆腐を丸く黄色く仕上げています。

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今年は9月8日が中秋の名月、9月9日が重陽でした。