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辻日本料理マスターカレッジ【会席料理と調理法】後編

辻日本料理マスターカレッジ

2021.10.27

辻日本料理マスターカレッジです。
前回に引き続き、会席料理と調理法 後編
午後の「すし」の風景をお届けします! ※前編を先にご覧ください

みなさんは「すし」といえば何が思い浮かびますか?
握りずし、棒ずし、巻きずし、ちらしずし など他にも様々
一言で「すし」と言ってもたくさんの形態がありますね。

すしの始まりは「なれずし」と言われており、
現在のすしとは違い、酢は使わず、ご飯は食べない。
ご飯を発酵させ、保存食にするための発酵ずしでした。
現在の滋賀県で作られる『鮒ずし』の由来であるものと考えられています。

本日は「すし」のなかから箱ずし、棒ずし、握りずしを作ります。

まずは箱ずしから。
「箱ずし」という呼び名に、あまり馴染みがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
箱ずしとは、押しずしの一種で、
四角い木枠にすし飯を詰め、具を乗せ、押さえて密着させてつくるすしのこと。
関西地域の伝統的なすしで、大阪や京都などで、そう呼ばれています。


続いて棒ずし、その名の通り、棒状に成形したすしのこと。
先生の手にかかると、こんなにも綺麗な断面になります!


最後に握りずし。
今回のシャリには赤酢を使用したため、少し色がついています。
先生が目の前で握り、仕上げていきます。

丸1日、理論の授業でしたが、学ぶボリュームも多く
学生たちも、充実した1日になったのではないでしょうか。

ひらめき本校のインスタグラムに「すしウィーク」と題して、すしの調理実習風景を掲載しています。
 料理内容は異なりますが、今回の理論を受けたあとに行われた調理実習です!
 ぜひ、チェックしてみてください!わーい(嬉しい顔)