【おめでとう！】フランス校在校生が国際コンクールで優勝！！

フランス校日記

2024.04.08

Bonjour, 辻調グループフランス校です。
インスタなどではすでに速報が流れていますが、フランス校在校生が３月末に行われた
フランスのコンクールで優勝を果たしました！

優勝おめでとうございます！

シャンパーニュ地方の中心都市ランスで毎年行われる「トロフェ・ミル TROPHEE MILLE」は、この地方を代表するM.O.F.(フランス最優秀料理人)のフィリップ・ミル氏が、食文化の発展とそれを支える若き料理人育成を目的に開催しているフランスの調理師学校の学生を対象としたフランス料理のコンクールです。

今年13回目を迎える同大会の国際コンクール部門で見事優勝を果たしたのは、この二人でした。
入江佑希くん（ Maison MARCON メゾン・マルコン研修生）
髙山莉歩さん（ L'Ecrin de Yohann Chapuis レクラン・ド・ヨアン・シャピュイ研修生）

今年の参加国はフランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、ギリシャ、チェコ共和国、
スロヴァキア、ポーランド、そして日本の9カ国。
内容は、調理師学校に所属する学生が男女一組になって、シャンパーニュ・アルデンヌ、
アルザス、ロレーヌを含むグラン・テストGrand Est地方産の指定食材とをつかった料理1品、スイーツ１品を、４皿ずつ3時間以内に仕上げるというもの。
今年の課題はカモとシャンパーニュ地方の蒸留酒「ラタフィア」、サフランのジャム、そしてチョコレートでした。

学内選考で選ばれた入江君と髙山さんの2人は、この日に向けて長い期間レシピを考え、休みの日に何度も練習を繰り返してきました。日本のコンクール優勝経験者の三枝先生とともに、本当に間際まで調整をつづけこだわりを貫きながらも、当日は練習のときよりも早く仕上げることができました

大会後は共に競った各国の代表たちと写真を撮ったり、SNSを交換したり、すっかり仲良くなっていました。
これからの料理界を支える若い料理人やパティシエとの友情は一生の財産になりますね。
大活躍の二人は、このすばらしい結果をもって研修先へと旅立ちました。研修でも引き続き、すばらしい活躍を見せてくれることでしょう！

実は、フランス校の在校生は2015年の初参加以来、これまでに４度の優勝と、2度の準優勝を経験しています。フランス校は世界に挑戦する研究生を応援しています！