フランス校日記・日本編~コアールシェフ特別講習会~
こんにちは。大阪フランス校事務局のモッサンです。
5月下旬から昨日まで、フランス校のフランス料理シェフ、パスカル・コアール先生とパティシエの
ヴァンサン・デュラン先生が来日し、東京と大阪で辻調グループの在校生を対象に特別授業をしてくださいました!
今回は、大阪の辻調理師専門学校で実施したフランス料理特別講習会をご紹介します。
両日共に100名以上の学生が本場のフランス料理を知るべく、またフランスのエスプリを
少しでも感じようと食い入るような目で受講していました。
この日の通訳は野口先生。コアール先生との絶妙な掛け合いで、講習が進んでいきます。
コアール先生の授業は非常にわかりやすいと定評があります。
ダイナミックにジェスチャーを使ったり、表情豊かに話してくださいますので、フランス語の授業を
初めて受ける学生の皆さんからも「知ってる単語があった!」「なんとなく意味がわかった!」「面白い!」などの声が
多く聞かれました。
また、ところどころ日本語を交えてのユーモアあふれる説明に、学生たちも緊張がほぐれたのか、
どっと笑いが起こることも!
披露くださった料理は2品。どちらもフランス校の実習メニューから。
** MAQUEREAU DE LIGNE REMOULADE DE CELERI ET HARICOTS VERTS, **
** GLACE MOUTARDE **
粗塩を振り、エスプレット唐辛子と紅茶の葉を振りかけたサバのフィレに油を塗り、
ラップでロール状に包みスチームで火を通したもの。
付け合せは塩ゆでした根セロリとさやいんげんのジュリエンヌ。
シェリー酒酢とヘーゼルナッツ油で味が調えられています。上にはマスタード風味のグラスが。
** COTE DE VEAU DE LAIT, COTES DE BLETTES **
** ET CRÈME DE PETITS POIS AU LARD, JUS DE VEAU A L'ARABICA **
仔牛のロースは強火で表面を焼いてから220度のオーブンで火通しされました。
ソースは、ふだん草、グリンピース、生クリーム、鶏の出し汁をピュレ状にしたもの。盛り付けされたソースの上には
塩ゆでしたグリンピースとポワレしたベーコンが乗せられます。
とても柔らかいお肉とソースのマリアージュに、試食した学生の皆さんも感動していました。
講習の最後には、コアール先生からの贈り物があたるくじ引きがありました!
一等は、なんと講習の肉料理を一皿盛り付けて試食~~!!!
見事当たった学生さんと記念撮影♪
とても大盛況な2日間でした。
ムッシュ・コアール、Merci beaucoup !(メルスィ、ボクー)