ベルナション見学とシミュレーション実習(レクレール校)
Bonjour,
レクレール校教務部のエリーです。
先週は4月とは思えないほどとても寒い1週間でしたが、今週も暖かくなったり、雨でまた肌寒くなったりと安定しない天気が続きそうです。気温差の激しい季節ですが、学生たちは体調を崩すことなくとても元気に生活しています。
週末の4月22日(土)、エスコフィエ校とレクレール校の製菓の学生達は『ベルナションBERNACHON』見学に行きました。ベルナションはリヨンが誇る世界的に有名なショコラトリーです。自社で厳選した数種類のカカオ豆を使用し、カカオ豆の段階から粉砕、ブレンド、加工し、昔ながらの製法でチョコレートを製造しています。
お店の奥でどのようにチョコレートを作っているのか、お店の方の詳しい説明を聞きながら見学しました。とても貴重な経験ができましたね。
ベルナションのチョコレートやお菓子も買えて、皆さん満足そうでした。
そして先週からシミュレーション実習という実習授業が始まりました!
「調理・製菓」「サーヴィス」「クリヨンclient(お客)」の3つの班に分かれて、順番にそれぞれの役割を勉強します。
≪調理・製菓班≫
実際にお客様に出すのと同じように、料理、お菓子を時間内に用意しなければなりません。もちろんスピードも大切ですが、盛り付けまで丁寧に・・・慎重に・・・。
≪サーヴィス班≫
サーヴィス班はフランス語でサーヴィスを行います。フランス語に加え、本格的なサーヴィスに、学生たちは「アルバイトで経験したサーヴィスとは違う!」と不安そうでしたが、先生たちの指示を聞きながら、皆さんしっかり動けていました。学生たちの吸収の速さに本当に驚いています!
≪クリヨン班≫
クリヨン役の学生も真剣に料理やお菓子を味わい、『評価シート』に感想を書きます。料理を楽しみながら、サーヴィスの動きをしっかり見ておくことも大切です。次は自分たちがサーヴィスに回ることになりますからね。それがシミュレーション実習です。
初めての実習とはいえ、皆さんとてもスムーズに動けていました。料理もお菓子もおいしくできていましたよ!
回数を重ねるごとに一度に用意する料理やお菓子の数が増え、それと併せてサーヴィスも難しくなっていきますが、焦らず頑張っていきましょう!