最後の実習(エスコフィエ校)
Bonjour,
エスコフィエ校教務部クルールです。
今週はずっとムニュ・スペシオの試作をしました!
普段は、ローテーションで、レストランのシミュレーション実習をしていますので、学生は、セルヴィスかクリヨン(お客さん)か調理、製菓担当のいずれかなので、実習室は比較的空いているのですが、試作の時は全員がいますので狭く感じました。
各チームが、今まで考えてきたものを作り、盛り付けも色々考えました。一つのチームの料理やお菓子が出来上がると、周りにいた他のチームの学生が気になって、様子を見に来たりと、みんながすごく積極的でした!
試作が終わった後は、学生たちから「何が足りないか?」、「どうすればあの食感にできるのか?」という悩みをよく聞きます。
本当に色々なことを考えなければなりません。その為、夜遅くまで話し合い、先生方にたくさん相談しています。
ムニュ・スペシオの本番まであと一週間しかないのですが、まだまだ試作は続きます!
それと同時に、今週は最後の実習がありました。
今までで一番難しかった作業だったので大変でしたが、皆とても頑張りました!
毎日毎日、実習するのが当たり前になっていましたので、皆まだあまり実感がないようですが、今日が最後の実習だったんですよ!
実習以外にも今週は「最後」がありました。昨日は調理、製菓とも、最後の外来講習だったのです。
製菓は、グザヴィエ・ブリニョンというパティスリーから、ニコラ・ブリーさんが来てくれました。
最近学生はアシエットデセール(皿盛りのデザート)を勉強していますので、ブリーさんは学生と一緒にアシエットデセールを作ってくれました。
最後には自分たちで考えた盛り付けをし、それからみんなで試食しました!
調理は、フランス元老院のレストランから、ファブリース・デヴィーニュ氏が来てくれました!
いつもは地下の講習室なのですが、昨日は珍しく調理場で講習が行われました。
なぜならいつもよりも広いスペースと色んな器具が必要だったからです。
それほどレベルの高い料理でしたが、デヴィーニュさんは優しい人で、皆楽しそうに料理の説明を聞いていました。
時々、日本語で食材の名前を言っていたのも面白かったです!
これで授業が全て終わりましたので、後はムニュ・スペシオを学生の皆にお任せします!
きっと素晴らしい料理とお菓子を作ってくれますね!楽しみにしています!
Bon courage ! (頑張ってください!)