Bonjour, エスコフィエ校教務部デボワです。
フランス校近郊は枯葉も落ち始め日が暮れる時間も早まり「冬」になってきました。
研究生達にとって楽しみな冬休みまであと2週間と少しです！
先日冬休みの計画表が提出されてきましたが、フランス国内、外国、と
皆さん色々なところに出かけるようです。
シャトーに長いこと残って勉強をする研究生もいるようですよ。

さて、今週の火曜日、エスコフィエ校では外来講師による特別授業が行われました。
調理はフォアグラの「ルジエ社」より講師のカイエ氏、製菓は「パティスフランス社」より
講師のムジェル氏が来てくださり、それぞれに講習と実習を行ってくれました。


調理の方はフォアグラに関する講習からスタートしました。
フランスの食材としてとても有名なフォアグラですが、高価なものですので
日本にいた時には扱うことや食べることがあまりなかったと思います。
（もちろんフランスでも高価ですので食べる回数はそこまで多くはありませんけれども）
フォアグラの作り方、調理の仕方などの説明を受け、実際にフォアグラを使った
料理を試食したりしました。午後には自分たちで実際にフォアグラを使って
作業もしました。フォアグラについて集中して勉強できる機会になりました。

製菓は飴細工を中心とした授業でした。ムジェルシェフはM.O.F（国家最優秀職人）を持つ
飴細工の技術もとても高い方ですのでとても勉強になったと思います。
シェフが作っているところでアシスタントをしたり、実際に作業をしたりと
見るだけではなくシェフと一緒に作業をすることができたのはよい経験となりました。


普段の授業とは違うことを勉強できたのに加え、違った雰囲気で楽しく受講できましたね。
（なお詳しい授業の内容（レクレール校分・内容は同じです）が後日「フランス校教壇から」に掲載予定です）