FRANCE

辻調グループ フランス校

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サービス授業もレベルアップしています!

フランス校日記

2021.12.17

Bojour! フランス校教務部です。
フランス校でもNoël(ノエル-クリスマス)の飾りつけが始まりました!
研究生は来週からいよいよバカンスに入るので、皆さんそわそわし始めましたね(笑)。
さて、今回はサービスの授業についてお送りします!

サービス班は朝食後、昼食のシミュレーション実習に向け、レストラン形式へとセッティングを始めます。
(サービスガイダンスの様子はこちら


セッティングが終わると、サービスの先生とのコミュニケーションの時間です。
どのタイミングでお皿を出して下げるのか、デザートの出し方も学んだりと大切な時間です。


サービスは一回覚えてしまえば大丈夫でしょうと、思われるかもしれませんが......
実はサービスも少しずつレベルアップします!

まずフランス料理研究課程が1セリ→2セリで品数が増えるため(詳しくはこちら)、もちろんサービス班のオーダーの取り方も難しくなります。


お客様役の研究生から言われたフランス語の注文を間違えずに注文票に書かなければいけません。
食事を出すときに料理やお菓子の名前をフランス語で読み上げるため、暗記しておくことも必要ですね。


さらにさらに、今週からはdécoupqge(デクパージュ)も始まりました!
デクパージュとは、客席で料理を切り分けることです。
まず午前中にサービスの先生から作法を学びます。


「デクパージュはフランス料理研究課程の人だけが学ぶのですか?」と質問がよく出ますが、そんなことはありません!
サービス班はフランス料理研究課程・製菓研究課程のどちらでも同様に学ぶため、もちろん製菓を学びに来た人もデクパージュの授業を受けることができます。


上の写真は2人とも製菓研究課程です。
1人が切り分けて1人は盛り付け準備......
うまくできたかな?

client(クリヨン-客)班は次回サービス班になった時のことを考え、仲間がやっているデクパージュをしっかりと見て学びます。


お互いを高めあえるのが、フランス校のいい所です!
その他にも料理が出てくる間にパンやお水のお代わりにも気を配るため、レストラン全体に気を払わなければなりません。


また、フランス語の授業で習ったことを一番活かせるのがサービスの授業と言われていて、サービスの先生とコミュニケーションをとる機会が非常に多いです。
賄いを食べている間もフランス語やジェスチャーで冗談を言い合って楽しそうに食事をしています!


料理・お菓子を学びに来た研究生の中でも、卒業するころにはサービスが大好きになる人もいますよ!