【フランスが更に好きになりましたか?】オプション授業最終回(レクレール校)
Bonjour, 辻調グループフランス校教務部です。今週は雨が降り涼しい日が多いフランス校近郊です。ブドウ畑にとってもめぐみの雨となりました。過ごしやすくなり研究生の皆さんも喜んでいます。月末にはムニュスペシオを控えている皆さんですが、実習授業も続いています。今期のまとめ期間に入りつつありますが、毎日元気に頑張っていますよ!
先週金曜日には今期最後のオプション授業が行われました。フランス文化を学ぶこの授業、皆さんかなりの知識がついたのではないでしょうか。
ワインの講座は「同じワインを年代別に飲んでみよう」というテーマです。年によって気候が変わりブドウの出来も変わるため、年ごとにワインの色や味はかなり違います。それを試飲によって確認していました。年が古いほど深い味がしそうですが、そうとも限らず、天候の良い年にできたワインは熟成が早かったりと、飲んでみてわかることも多いです。今回はボルドーのワインを試飲に使いました。
フランス語講座は「フランス語の歌の単語を聞き取ろう」というテーマで、料理に関係のある単語が出てくるフランス語の歌を聞き、プリントの穴埋めをしました。会話のフランス語と歌のフランス語は少し違いますので聞き取りも難しかったと思いますが、楽しく学びました。最後にはおやつの時間、ベルギーワッフルをいただきました。おやつでかなり盛り上がっていたので「ちゃんとフランス語の勉強もしたの?」と参加した研究生に聞いてみると「もうめちゃくちゃ頭使ったんで!」と言っていました(笑)。
食文化の授業では、辻調グループ校創設者辻静雄の話やフランス食文化の歴史についての話を聞きました。日本のフランス料理界への辻静雄の貢献は大きなもので、在校生としてはぜひ知っておくべきことです。たくさんでている書籍の紹介もありました。そしてフランス料理やお菓子の歴史も学びました。日々実習で忙しいとなかなか知る機会のない歴史の話ですが、大事なことですし興味深い話でした。
普段の実習授業とは雰囲気を変えて行われたオプション授業でしたが、全5回楽しく受けていただけたと思います。この先フランス料理、お菓子を学んでいく中で役に立つことがいっぱいでした!