11月13日（金）


Bonjour,　辻調グループフランス校、レクレール校教務部のシモンです。
製パンやアメ細工の授業、シカレックス見学など、特別授業が続いていたレクレール校ですが、
通常の実習、講習も進んでいます！


今日はミシェル・ヴィオレMichel Viollet氏が、製菓研究課程の講習授業のためにいらっしゃいました。
ヴィオレ氏は1965年にパティシエとしての活動をはじめて、1990年にM.O.F.（フランス最優秀職人章）を受章しました。
現在、リヨンの近くにあるブルゴワン=ジャリユーという小さな町で自分のお店を持ち、パティシエの仕事と並行して、
フランスのラジオの番組などによく出演されています。


 


 


 


講習では、リヨネ地方の特産品、「プラリーヌ」を作ってくださいました。プラリーヌはアーモンドに糖衣をかけたボンボンです。
プラリーヌは赤色のものが多いですが、今回はスミレ味の紫色のプラリーヌも作りました。ヴィオレ氏はわざわざ、
プラリーヌを作るための「タービン」という伝統的な道具を持参してくださいました！


 


 


また、ヴィオレ氏はプラリーヌだけではなく、グレープフルーツ味のアメも作られました。シロップの煮詰まり具合は、
温度計を使わずに指で触るだけで分かるんですね！棒付きキャンディー、ピラミッドなど、アメを色々な形に
作り上げていきます。帽子を被っている白鳥のアメも作りました！


 


最後に、ヴィオレ氏はケーキに綺麗な絵を書く技術を見せてくださいました。かかった時間はわずか15分！
M.O.F.のヴィオレ氏の技術の高さを痛感しました！



Merci M.Viollet !