2015/01/12 製菓外来講習 M.Christian POINT(クリスティアン・ポワン氏) Le Neuvieme Art(ル・ヌーヴィエーム・アール)
今回の外来講師は、リヨンにあるレストラン「ル・ヌーヴィエム・アール」のシェフ・パティシエ、クリスティアン・ポワン氏です。
「ル・ヌーヴィエム・アール」は、オーヴェルニュ地方の2つ星レストランとして話題を呼んでいましたが、昨年リヨンに移転。先日発表された『ミシュランガイド フランス 2015年版』でも2つ星を獲得し、今注目されているレストランの一つです。
講習では、アヴァン・デセール(メインとなるデセールの前に提供される軽いデザート)とメインの皿盛りデセールを披露していただきました。学生は研修前のフランス校生活の締めくくりとなる卒業制作「ムニュ・スペシオ」に向けて動き始めたところで、シェフの解説や新しいテクニックを見る度に目を輝かせていました。
Pannacotta Baba
Pina colada
フランスの菓子「ババ」をアレンジしたものです。パンナコッタのクリームやパイナップルのクリームの層の中には、ババ生地にラム酒を効かせたシロップを染み込ませたものが入っています。季節によってフルーツを変えて提供しているそうです。
Textures Praliné et Chocolat
チョコレートのクリームやムースに、マンダリン(日本でいうミカンのようなもの)のシャーベットやキャラメルの風味をあわせたデセールです。電子レンジを使って作るスポンジ生地や、針状にしたチョコレートの生地などのテクニックが盛り込まれています。
講習には研修生(当時)の劉天宇くんも一緒に参加してもらいました。
シェフの作業を止めることなく材料や器具を準備し、フランス語でのコミュニケーションもスムーズにこなしていました。ポワン氏も「研修が終わって帰ってしまうのが残念だ」とおっしゃっていました。
講習終了後には全員で記念撮影をしました。
Merci M.POINT!!