FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M. Arnaud MONNET(アルノー・モネ氏)/PATISSERIE MONNET(パティスリー・モネ)

フランス校教壇から

2015.04.27

2015年春コース、製菓の外来講習1回目は、リヨンから電車で20分ほどの東部郊外の小さな町Montluel(モンリュエル)にある「パティスリー・モネ」からオーナーシェフのアルノー・モネ氏に来て頂きました。こちらのお店は地域密着型の、街で人気のパティスリーです。フランス校では毎期外来講習に来て頂いており、更に学生の研修先としても大変お世話になっているお店です。今回は現在研修中の2014年秋コース、押田さんも一緒に来校してくれました。

 

 

さて、今回講習してくださったお菓子はこちら。

 

 

 

こちらのお菓子は口解けの良いマカロンを底生地にして、その上にコクのあるチョコレートムースを美しく絞り、更に「ピストレ」と言う技法を使ってチョコレートを霧状に吹きかけて仕上げた、お店でも人気のメニューです。特にマカロン生地にはこだわっていらっしゃるようで、生地の合わせ方や焼き方などを熱心に学生に伝えてくださいました。

 

 

 

講習の途中には、学生に対して色々なアドヴァイスをして頂きました。特に研修に向けて1番大切なことは、しっかりコミュニケーションを取ることが重要で、お互いに簡単な会話を理解し合うところから始まり、気持ちを通い合わせる事がいい仕事ができることにつながります、と仰っていました。研修生の押田さんも、研修に出て1番重要なのはやっぱりフランス語で、分かったふりをして何となく仕事をしてしまうと、意外に間違っていることが多く、それでは信用してもらえないのでコミュニケーションがいかに大切かを学生に話してくれました。

 

 

今回、初外来講習の助手を務めてくれた学生は、濱地さんと糀谷君!

 


 

 

濱地さん「フランス校に来て最初は通訳を通してしか分からなかったフランス人の言葉が、今日のモネシェフの会話の中で分かる単語がたくさん出てきて嬉しかったし、もっと勉強したい!と心の底から思いました」
糀谷君「分かる言葉が出てきた時はすごく嬉しくて、勉強になったし、何よりもっとフランス語を話したい!と思える1日になりました」

 

 

最後にモネシェフを囲んで、集合写真

 

 

学生たちはキャメラ先生以外のフランス人シェフと初めて触れ合って、いい刺激を受けたようです。助手の2人も緊張しながらも、前に出てしっかり助手を務めてくれました。素晴らしい経験になりましたね。次回の外来講習も楽しみです。