専門講義 M. Jacques THIBAUD(ジャック・チボー氏)
今回はCRIEL(ローヌ・アルプ地方酪農共同組合)に勤務されていた、ジャック・チボー氏をお招きし、
フロマージュ(チーズ)についての専門講義を行っていただきました。
チボー氏は引退後も世界各地で乳製品の普及をされており、フランス校にも毎期お越しいただいています。
講義では、フロマージュの製造方法や各地方を代表するフロマージュの種類について、詳しく解説してくださいました。
一言にフロマージュと言っても、牛、ヤギ、羊と様々なミルクを使ったものがあります。
さらに、ヤギのミルクを使ったものでも、配合されるミルクの分量や成型の仕方によって呼び方が変わります。
全部覚えるのは難しいですが、大まかな違いは皆さん理解できたのではないでしょうか。
講義の最後はお待ちかねの試食の時間です。
今回は5種類のフロマージュが用意されました。
それぞれの特徴やどのようなワインと相性がいいのか、1つずつ解説をしてくださいました。
お皿の手前から時計回りに少しずつ味が濃くなるように並べるのが一流のサーヴィスなのだそうです。
レストランに行った際に、注目してみるとおもしろそうですね。
フランスの食文化を知るうえでとても重要なフロマージュ、
今回はその専門家であるチボー氏の解説付きで学ぶことができ、とても貴重な時間になりました。