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辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M.Nicolas PEPIN(ニコラ・ぺパン氏)/Pâtisserie Chocolaterie Pépin(パティスリー・ショコラトリー・ぺパン)

フランス校教壇から

2019.07.23

今回お越しいただいたのはリヨンでお店を展開されている『パティスリー・ショコラトリー・ぺパン』のオーナーシェフ、ぺパン氏です。
ぺパン氏は、フランス国内の数々の有名パティスリーで修業された後、2007年にご自身の店舗をオープンされ、現在リヨンで2店舗経営されています。
こちらのお店には毎期フランス校から研修生がお世話になっています。

Le NUMBER CAKE(ル・ナンバー・ケイク)
今回講習で作成して頂いたのは誕生日等用にお店で作られる、文字や数字を模したお菓子
構成は底生地にマジパンをベースにしたビスキュイ生地
表面にはフランボワーズを散りばめて焼き上げています。
ビスキュイ生地をアルファベットの形に切り出し重ね間にはフランボワーズ風味のコンフィチュール、生クリームとホワイトチョコレートで作ったバニラ風味のガナッシュをふんわりと泡立て使用しております。
表面にはフルーツやマカロン等で飾り、豪華な演出が施されています。
ビスキュイ生地は厚みがありますが歯切れがよく、フランボワーズの酸味とガナッシュの濃厚な甘さをバランスよく味わう事ができます。

現在パティスリーぺパンで研修中の研究生も本日講習のお手伝いに来てくれました。
研修を間近に控えている現役研究生に研修で必要な事として「プロとして仕事に取り組む意識」や「仕事を早く終わらせる」などを熱心に伝えてくれました。

今回助手に携わった研究生のコメント

「今回の講習ではパティシエという仕事についての素晴らしさが学べました。
3種類のパーツと飾りのフルーツ類というごくシンプルな構成でも、組み方を工夫するだけでお客様に楽しさや笑顔、感動を与えるような美しいガトーにすることが出来るというこの仕事のすばらしさを改めて感じる事ができました。
またシェフとともに来校された研修生の方のお話やシェフと楽しそうにコミュニケーションを取っている様子から自分もこんな風に有意義で楽しい研修生活を送りたいと感じ、今までよりもさらに意欲的に勉強に取り組んでいこうと思います」

「普段聞いているキャメラ先生の言い回しとはまた違った説明の仕方を理解したり自分から作業を一緒にしても良いかフランス語で聞いたりなどいつものデモではできない体験が出来ました。またスタージュに出ている研修生の方を見ているとコミュニケーションの大切さや積極さが必要だと思いました。
とてもいきいきと研修している研修生の方のように私もなれるよう、これからの実習でもよりコミュニケーションと積極性を意識していきたいです」

最後にペパン氏を囲み集合写真を撮りました。


Merci,Monsieur PEPIN!!!