製菓外来講習 M.Bruno SALADINO(ブリュノ・サラディノ氏)/SALADINO(サラディノ)
今回の製菓外来講師は、リヨンのパティスリー「サラディノ」のオーナーパティシエ、ブリュノ・サラディノ氏です。
サラディノ氏は、リヨンのアラン・ロランシーAlain Rolancy氏(M.O.F.受章者)のお店「ロランシーRolancy」でシェフを務めた後、同じくリヨンで独立されました。サラディノ氏は特にチョコレートとコンフィズリー(砂糖菓子)を得意とされています。今回の講習のテーマはコンフィズリーで、まる1日かけて、たくさんの種類のコンフィズリーを作ってくださいました。
BERLINGOTS VERVEINE
ヴェルヴェンヌ風味のキャンディー。このストライプの模様を作るためにはテクニックが必要なんです!
BONBON FOUREE A L'ORANGE
キャンディーの中に、オレンジのペーストが包み込まれています。このペーストを包み込む作業がとっても難しいのです。
PATE DE FRUIT ABRICOT VANILLE
アプリコットのパート・ド・フリュイをマジパンで包んでいます。
CARAMEL MOU CHOCOLAT
チョコレート風味のキャラメル。有塩バターが甘さを引き立てます。
NOUGAT A LA PISTACHE
卵白とシロップを泡立て、ナッツを加えて固めたお菓子。今回はピスタチオペーストを加えています。
TABLETTE FOURREE PRALINE NOISETTE
板チョコの中に、プラリネが隠れています。
MODELAGE
マジパン細工をいくつか作っていただきました。イボイノシシ、カメ、魚、ネズミ、ライオン。今にも動き出しそうですね。
この他にも、写真にはのせきれなかったのですが、次のようなお菓子を作ってくださいました!!
・GUIMAUVE AU CITRON:レモン風味のマシュマロ
・PATE DE FRUIT FRAMBOISE ROSE:木いちごのピューレと砂糖を煮詰めて固めたゼリー
・CONFITURE FRAISE FRAMBOISE FEVE DE TONKA:イチゴとフランボワーズのジャム。隠し味にトンカ豆を使用
・BARRE GOUTEE CARAMEL BEURRE SALE:柔らかなキャラメルの入ったチョコレート
・BONBON MOULES CITRON BASILIC:一口サイズのチョコレート。中身はレモンとバジル風味のガナシュ
丸一日続いた長い講習でしたが、たくさんのお菓子を作ってくださり、学生たちも多くのことを学んだことでしょう。
MERCI, M.SALADINO!!!