ジャン カイエ氏は、ルジェ社（ROUGIE）というフォアグラを専門に扱っている会社から講師として来校されました。
フランスの南西部PAU(ポー)に本社があるルジェ社では、エコール・デュ・フォワ・グラEcole du Foie Grasという、フォワ・グラについて学ぶ研修・研究施設を開校しており、カイエ氏はフォアグラに関する授業を担当しています。
世界各地で行われる講習では、フォアグラについて事細かに説明があり、フォアグラの魅力について理解することができます。毎期フランス校にも外来講師として来校し、フォアグラについてたくさんのことを教えてくれました。

講習では「フォアグラの歴史」「フォアグラの扱い方（保存の仕方）」「フォアグラを使ったレシピ」などの説明がありました。フォアグラ、といってもカモのフォアグラ、ガチョウのフォアグラがあり、取り扱い方も違います。食べ方のレシピもいろいろな種類があり、実際に料理を作って見せてくれました。数種類のフォアグラの試食の時間もありました。

フランス料理と言えばフォアグラ、と言っても過言ではないこの高級食材、日本ではなかなかここまで深く学ぶことは難しいのではないでしょうか。最後にカイエ氏と調理研究生で記念写真を撮りました。貴重な授業をありがとうございました！