FRANCE

辻調グループ フランス校

ブログ

製菓外来講習 M.Mathieu TABORCIA(マチュー・タボルシア氏)

フランス校教壇から

2015.08.28

今回の外来講師は、マチュー・タボルシア氏です。

タボルシア氏は、フランスを代表する製菓材料メーカー「パティスフランス」で講師として勤務した後、南仏プロヴァンス地方の「パティスリー・アヴェッカー Patisserie Hawecker」でシェフ・パティシエを務めました。現在は、ご自分のお店の開業準備に取り組まれているとのことです。

今回の講習では、数種類のコンフィズリーとショコラを作ってくださいました。

Bonbon Citron Basilic



色づけしたホワイトチョコレートの中に、レモンのジュレとバジルのガナッシュが入っています。

Bonbon Caramel a l'Orange et Praline Coriandre



色づけしたミルクチョコレートの中に、オレンジ風味のキャラメル、コリアンダー風味のプラリネが入っています。

Pate de fruit poire canelle



シナモン風味の洋なしのパート・ド・フリュイ。あっさりしがちな洋なしの味にシナモンがいいアクセントになっています。

Fudge vanilla



イギリス風キャラメル。空気を含ませながら冷ましているので、崩れるような食感になっています。

Sucre paille



藁に見立てたグレープフルーツ風味のアメ。リボンのようにひいたアメを筒状にし、さらにまとめて引き伸ばしたものです。


今回講習のアシスタントを務めた、製菓研究課程の高橋海斗君と澤田茉紀さん。




高橋君「コンフィズリーという、内容の濃い講習の助手はめったにできない経験で、とても楽しかったです」

澤田さん「作業の流し方が素早く、作っている段階で美味しいお菓子が出来上がると思える仕事でした。シェフの笑顔も素敵で、一緒にお仕事ができて嬉しかったです」

最後にみんなで記念撮影。



Merci, M. TABORCIA !!!