尾形 和紀さん・山口 幸成さん・本間 良太さん
尾形 和紀さん
OGATA Kazuki
研修先:RESTAURANT PAUL BOCUSE
勤務先:Chez les anges
山口 幸成さん
YAMAGUCHI Yukishige
研修先:RESTAURANT LES JARDINS DE L'OPERA
勤務先:Le dome du Marais
本間 良太さん
HOMMA Ryota
研修先:RESTAURANT BUEREHIESEL
勤務先:STELLA MARIS
レクレール フランス料理研究課程
2005年 春コース 卒業
パリで共同生活中の尾形さん(右)山口さん(中)本間さん(左)
<<シャトー生活、再び>>
今回はパリで「シャトー生活、再び」な生活を送っている卒業生3人組です。
フランス校時代の経験と思い出を引っさげてフランスに戻ってきました。
あの頃のように楽しいシャトー暮らしを送っているようです。
3人に現在の生活と今後の目標などを聞いてみました。
フランス校時代のことを語ってください。
学校の授業は実際にミシュランの星付きレストランのシェフの講習があり、
その料理を試食できたりすることに感動しました。
スタージュでは三ツ星のレストランで働き、その経験が今も役に立っています。(本間)
フランス校時代はたくさんの思い出がありますが、
同じ目標に向かって頑張る仲間と励まし合って乗り越えられた
厳しいスタージュを終えた時の達成感。
そして仲間と過ごしたすべての時間、これが何よりも大きいです。(山口)
リエルグ村サッカーチームとの恒例試合(レクレール)
スタージュではミシュランガイド三ツ星のお店に行かせてもらえ、
どういう場所が「三ツ星」なのかと考えさせてもらえました。
シャトーでの思い出はシャトー内ほぼ全員で行った大ケードロ大会(笑)。(尾形)
2005年春コース(レクレール)シャンパーニュ見学
このうち10名以上がフランスに戻っているそうです。
再渡仏のきっかけ きっかけは?
自分が同期の先陣を切ってやろうと思ったから。 (尾形)
先に尾形がワーホリに申請して通った事が同期で話題になり、
なら自分もと思い応募したら通りました(笑)。 (山口)
山口君と尾形君に自分も負けてられないと思ったから。(本間)
再渡仏後の仕事に関して
吉野シェフの生き様に憧れていたので、ステラマリスしか目に留まりませんでした。
履歴書の送付後、連絡が直接シェフからあったので、東京で面接をして採用してもらいました。
現在の担当はキュイッソンで、イメージ通りの仕上がりになった時は嬉しいです。(本間)
本間さんの勤務先『STELLA MARIS』
ワーホリのビザ期限が切れる前にパリで知り合ったキュイジニエの先輩に紹介してもらい、
ランデブーを取ってシェフと面接し、
学生ビザ取得後に再渡仏したその週から働かせてもらっています。
現在はガルドマンジェにおり、
フランス人のシェフの下で信頼を得る事を目標にしています。(山口)
山口さんの勤務先『Le dome du Marais』
シェフと山口さん
ワーホリ時代のブリストルを選んだ理由は、
ロオジエで同レストランのフェアがあった時に、ここで働きたいと思い
シェフを通じて紹介してもらいました。
今はガルニチュールを担当しています。
良い状態で、料理が出せるとやりがいを感じます。 (尾形)
今後の目標などを聞かせてください。
M.O.F.を獲って情熱大陸に出る事。(本間)
M.O.F.取得とボキューズドール優勝。(尾形)
M.O.F.・・・と答えても面白みが無いので、
とりあえず5年後10年後、今の歳の倍生きた先も、
今この瞬間フランスで働き、生活をして異文化に触れ合えた事が
財産だと思えるようになるためにも、日々精進する事。 (山口)
3人での共同生活はいかがですか。
予想を越える勢いで楽しくやっています。
本当に仲が良いので、シャトーにいる時みたいです。(3人共!)
パリの休日を過ごす尾形さんと本間さん
フランス校あってこそ今回の再渡仏につながった、などと思う場面や
エピソードがあれば教えてください。
同じ目標や夢を持った仲間とあの頃過ごした時間をもう一度、違う立場や環境でも
フランスで過ごせたら最高だと思い、再渡仏を決心しました。
「言葉」や「生活環境」をほぼ1年通してフランスで過ごせた経験というか自信にもなったし、
ある程度経験を積んでまたフランスで働ける事できたら、
当時よりももっといろんな可能性が広がると夢見ていたとこもあったので、
これはやっぱり「あの頃」がなければ出てこなかった発想です。
結果、今3人暮らしでシャトー生活な日々を送っていますが、
仮に今誰も再渡仏していなかったとしても3人ともいつか何らかの形で
またこっちに戻ってきたと思います。(山口)