上園香奈恵さん:製菓・2014年秋コース
物心ついた時からフランスに行きたいと思っていました!
本場のお菓子を生で見られること、食べられること、学べることに魅かれて入学を決めました。
フランスに来て嬉しかったことは、村の知らない人たちが、普通に「ボンジュール!Bonjour!」と声をかけてくれたことです。
私は東京出身で、知らない人にあいさつすることはあまりなかったのでびっくりしました!
フランス校到着直後の自己紹介
実習では、日本とは違うやり方もあってはじめは戸惑いましたが、今では「同じ作業でも色々なやり方があるんだ!」
と思えるようになりました。フランス校の実習は内容が盛りだくさんで大変ですが、とてもやりがいがあります。
日本にいる間に、少しずつフランス語を勉強していたので、フランス人の先生が言っていることが多少分かりました。
日常会話も少し勉強していたおかげで、フランスで友達ができて、その人にサッカー観戦に連れて行ってもらったりしました。
専門用語の勉強も大切ですが、日常会話ができたらもっと楽しくなります!
村人ビュッフェで、リエルグ村の方と
私の使っているフランス語は本当に簡単なものですが、それでも「話したい!」という気持ちがあれば、ちゃんと通じます。
初めて自分の言っていることが通じた時は、何とも言えない達成感があります(笑)。
ちなみに私は日本でフランス語を勉強していた時、覚えた単語を家でもたくさん使っていました。「ありがとう」だったら
「メルスィMerci」、「彼はイケメン」だったら「イレ・ボIl est beau.」、数字もフランス語で言って...というふうに、
日常生活で口にしていたら自然に覚えられるはずです!
寮に入る前は少し不安なところもありましたが、寮生活は案外楽しいです!
皆思いやりがあって、何かあるとすぐ協力してくれたり、助けてくれたりします。自然が豊かなところもいいですね。
朝に散歩をすると野うさぎがいたり、リスがいたり、にわとりも朝になるとちゃんと鳴きます(笑)。
シャトーの友人たちと
11月1日、2日に、パリで行われている「サロン・デュ・ショコラ」へ行ってきました!
日本の「サロン・デュ・ショコラ」も行ったことがありましたが、イベントの規模がさらに大きくて驚きました。会場には、
小さな子どもからおじいさん、おばあさんまで、いろんな年齢層の方が来ていました。男性がたくさん参加していたのも
印象的でしたね。お店のスタッフとして働かれている日本人の方もたくさんいて、「私も頑張らなくちゃ!」
と改めて刺激を受けました!
サロン・デュ・ショコラの会場で
パリの製菓店、『アンジェリーナ』のサロン・ド・テで
研修を希望しています!春コースの友人の話を聞いていると大変そうだなと思いますが、それでも早く研修に行きたくて
仕方がないです(笑)。フランス人と一緒に仕事ができると思うとワクワクします!
フランス校進学を考えている方にお伝えしたいことは、フランス校進学は貴重な経験だと思いますが、
その中でたくさんのことを吸収できるかどうかは、自分の気持ちや行動で決まってくる、ということです。
お菓子や料理の技術だけでなく、人間的にも成長できる環境だと思いますので、好奇心、行動力、根気、努力、
ポジティヴな考え方を大切にして頑張りましょう!もちろん、私も頑張ります!
上園香奈恵 UEZONO Kanae
レクレール校 製菓2014年秋コース
[エコール辻東京] 辻製菓マスターカレッジ フランス校留学コース
出身高校:東京都立文京高等学校卒