野口 陽路 さん:レクレール校調理 2022年秋コース
【フランスで、フランスのレストランと同じ仕事をします】
洋食、和食、世界の料理に興味がありましたが、その中でもフランス料理とイタリア料理に特に興味を持ってエコール辻大阪に入学し、フランス校の存在を知りました。その後フランス校の動画やインスタグラムを見て自分も本場を見てみたいという気持ちが強くなりフランス校入学を決めました。フランス校の実習はレストランと同様にお客様の注文によって作る量が変わり、同じ料理は全て同じように味付け盛り付けをしなければなりません。実習中はいかに効率よく、無駄がないように動けるか常に頭の中で考えるようにします。他にも全てフランス語なので聞き違いがないように作業中でも耳を傾けてしっかり聞くようにしています。
【よいところも困るところも現地ならでは】
フランスでは日本で当たり前と思っていたことが当たり前でないことがあります(トイレが有料のところが多い、電車やバスが時間通りに来ないことがある、など)。少し不便に思うこともありますが、問題があった時もフランス人の皆さんは人柄がよく話をしてくれると思いました。また、日本では高価な食材なども本場であるフランスでは安価でたくさん売っています。日本人とは違うフランス人の考え方を間近に見ることもでき、いろいろな引き出しが増えます。今まで見たことも触ったこともないような食材を実習でたくさん使うのでとても楽しいです。
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【冬休みも楽しく過ごしました】
普段は寮の3人部屋で生活していますが、広くてのびのびしています。窓から見る景色もきれいです。冬休みはイタリア、スペイン、パリのディズニーランドに行きました。イタリアはローマやシチリアに行き、コロッセロや真実の口を見たり、パスタ、ティラミス、ジェラートなどを食べました。スペインはバルセロナとサンセバスチャンを訪れ、バーに行ったりパエリアを食べたりしました。ディズニーランドでは一日中遊びましたが、一日では足りないくらいでした。
【研修では責任を持って仕事を】
研修は希望しています。自分の抱く研修先のイメージは、周りに日本語が分かるフランス人が誰もおらず、自分の仕事は自分が責任を持って行うところ、自ら仕事をもらえるように会話をしなければならないところだと思っています。今までに触れたことのないような食材を扱ったり、フランス人の発想を近くで見ることができる場所だとも考えています。
【フランス校に進学を考えている皆さんへ】
フランス校では現地でしか見ることのできないような食材や文化、空気を味わえる場所です。先生方もフランス人で、フランス語で会話するため会話力も要求され成長できます。つらいこともありますが、いろいろな体験ができます。少しでもフランスに行ってみたい気持ちがあるのであればぜひ入学して学んでみてください。素敵な出会いがあると思います。
野口 陽路(NOGUCHI HIRO)
長崎県 向陽高等学校 卒業
辻調グループ出身校 エコール辻大阪 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ