発酵生地を使った講習
製菓衛生師本科の製菓理論の授業に密着です!!
今回は発酵生地を使って、ババ・オ・ロム、サヴァラン・オ・フリュイ、クイーニャマンの授業です。
発酵生地という事で、製パンの授業の知識も生かしながら、皆さん真剣に聞き込んでいます
ババ・オ・ロム、サヴァラン・オ・フリュイというお菓子は、シロップとお酒をしっかりと吸いこんだフランス菓子なんです
今回は発酵生地の勉強に加えて、フランスの文化についても学ぶことのできる授業です。
それでは、さっそく「パータ・サヴァラン」の生地を見ていきましょう!!
練りあがった生地はいつもの製パン実習で見ているものより、バターも多く柔らかい生地になっています。
発酵を終えたら、生地を型に絞っていきます。
これも製パンでは見たことのない作業なのでびっくり!!
オーブンに入ったら、生地は型いっぱいいっぱいまで膨らみます
この後、シロップの中に浸す作業(トランぺ)をするので、今回はしっかり色がつくまで焼成します。
オーブンから出てきた生地はこちらです
それでは、ここらはトランペ作業にうつっていきます。
熱いシロップの中に生地を入れ、生地にシロップが吸い込むまで小まめにシロッップをかけていきます。
小さかった生地がシロップを吸い込んで、なななんとこんなに大きくなるんです
倍以上の大きさまで膨らむので、びっくりして「すごい!!」と歓声
その後お酒をふりかけますが、またまたその豪快さにびっくり
まだまだ、奥の深いフランス菓子。
授業の中でも、たくさんの質問が行き交うようになってきました。
この1年間を通して、たくさんのことを吸収していきましょう