ドイツの発酵菓子
辻製菓専門学校、製菓技術マネジメント学科2年生の製パン理論の教室にお邪魔してきました
今回は『Blechkuhen(ブレッヒクーヘン)』というドイツのお菓子だそうです
ドイツ語でBlechはプレート、Kuhenはお菓子という意味で、プレートで焼いたお菓子の総称となります。
「パンの理論でお菓子?」と思う人もいるかもしれませんが、発酵生地を使った製品ということなのでパンの授業で紹介しています
ベースとなる生地をプレート大に伸ばして発酵をとり、トッピングを乗せて焼きます。
種類は様々あって、ドイツでお茶できるところに行くとよく見かけます
学校では3種類紹介しました。
左から順番に「Bienenstich (ビーネンシュティッヒ)」、「Butterkuchen (ブッタークーヘン)」、「Heidelbeerkuchen(ハイデルベーアクーヘン)」といいます。
はちみつやアーモンドなどが入った生地の香ばしさと、バタークリームの組み合わせがたまらないビーネンシュティッヒ。
バター、アーモンドスライス、砂糖でトッピングしたドイツではポピュラーなブッタークーヘン。
ブルーベリーの甘酸っぱさとシュトロイゼルとよばれるホロホロの生地が絶妙なハイデルベーアクーヘン。
他にも季節のフルーツを乗せたりと、クリームやトッピングを変えてアレンジすることが可能です
大きく焼くので、好みのサイズにカットして食べることもできるんですよー
辻製菓専門学校で学んだ基礎があるから、どんな組み合わせがいいのか考える楽しみがありますね
卒業したら美味しいものを沢山作ってくださいねー