学内コンクール表彰式2023
皆さんこんにちは。
突然ですが、本校では学内で自分の実力を試すコンクールがあります。
今回はその表彰式の模様をお届けします!
学内でのコンクールは、和菓子部門、洋菓子部門2つの部門に参加することができます。
今回の表彰ではそれぞれの部門において、
製菓衛生師本科、製菓技術マネジメント学科で1名づつ、計4名が表彰されました。
まずは和菓子部門の2名の表彰です!
和菓子では練切(ねりきり)という生地を使用して1年生は包餡(ほうあん、餡を包む技術)、
2年生は菊の仕上げを規定の形通りに仕上げる作業です。
指先の細かい技術を要する難しい作業です!表彰の2名に感想を語ってもらいました。
・製菓衛生師本科(1年生)
「今回の課題は、ただ包むだけではなく、表面に指の形がつかないようにすることや、
切ったときの断面がバランスよく仕上がっているかなど、気をつけるポイントがいくつかあったので苦労しました。
和菓子の先生にたくさん指導いただき感謝しています。」
・製菓技術マネジメント学科(2年生)
「実習でもつくった事がある仕上げでしたが、緊張感のある中で普段の力が発揮できるよう、
放課後の時間に練習を重ねました。いろんな先生に指導いただいた成果が出せたので、とてもうれしいです!」
続いて洋菓子部門の2名です!
洋菓子ではバタークリームを使用しての絞り、ナぺ(ケーキの表面にクリームを塗る技術)の作業です。
洋菓子における基本技術ですが、指示された規定と同じ形にそろえるのは技術を要する至難の業です。
たくさんの参加者のなかから選ばれた2名に今の気持ちや苦労したところを伺います!
・製菓衛生師本科(1年生)
「高校まではお菓子の事をやっていなかったので、表彰されたことが今でも信じられません。
私は1年生なので、まだ授業でも習ったことのない絞りやパイピングなどがあり、苦労しましたが、
毎日放課後練習に参加してカバーしました!」
・製菓技術マネジメント学科(2年生)
「コンクールに出る事が1年生からの目標でした。これまで実習でも習っている絞りなどでしたが、
大きさを揃えないといけないなど、普段意識がなかったことが再確認でき、スキルアップにも役立ちました。
放課後の練習の成果が実を結び、とてもうれしいです!」
みんな充実した表情が伺える素晴らしいコメントですね。
このように辻製菓専門学校では、学校での学びを活かし、今の自分の実力を評価してもらえるイベントがあります。
皆さんも是非入学された際はチャレンジしてくださいね!
最後に担任の先生と記念撮影。受賞者の皆さん、おめでとうございました!
~プロフィール~
辻製菓専門学校 和菓子担当
上元純一
学生に寄り添う授業を心がけています。
サウナで「ととのう」事が趣味。
休日はサ活を通じて蒸されるお饅頭の気持ちに寄り添います
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2024年4月、
2024年4月の製菓学科をご希望の方は、
辻調理師専門学校ページよりご確認ください。
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