ウィーンを懐かしんで~高度製パン理論~
辻製菓専門学校 製菓技術マネジメント学科2年生の夏休み前最後の製パン理論です
Pain viennois(パン・ヴィエノワ)というパンを紹介させていただきました。
『ウィーン風のパン』という意味の名前です
パリ在住のオーストリア人が故郷を懐かしんでパン屋さんに作ってもらったパンだという風に言われています。
サクッとした食感で、とっても歯切れがいいんです
シンプルなパンなのでサンドイッチにしても美味しいし、ジャムやクリームなんかも合うんですよ
シンプルなパンほど誤魔化しがきかないので、
生地の状態、形を作る作業、焼成と色んな場面で気をつけていきます。
これはクープ(切れ込み)を入れる作業の様子です。
切れ込みを同じ角度で、均等な間隔で入れていきます。
この作業がまた難しいんです
先生はすごく早くて、すごくキレイに入れてるんですが
数をこなさないとなかなか上手くいかないんです
辻製菓専門学校では繰り返し実習を日々行っています
これからの実習の授業では
切れ込みを入れる作業がたくさんでてくるので
その製品に合わせてできるようになっていきましょうね~