ヨーロッパのクリスマスのお菓子
ドイツのクリスマスマーケットでも売られているスパイスクッキー「レープクーヘン」。
飾るだけではなくもちろん食べます!
香辛料をブレンドしてクッキー生地に練り混んだ、風味豊かなものです。
シナモン、クローブ、オールスパイス、カルダモンなどなど・・・
実はこの生地、数か月置いた後に香辛料やベーキングパウダーを入れ練り混むとこんなものが作れます。
クリスマスマーケットで売られているレープクーヘン
中世のニュルンベルグ発祥とされるこの古いお菓子ですが、柔らかいタイプもあります。
香辛料がたっぷり入っているお菓子ですが、学生たちは喜んで試食をしていました。
このお菓子のおいしさの秘密は、ナッツを少しずつグラインダーで引いていることにもあります。
食べた時にも、見た目にもやっぱり違います。
こんなところにもこだわりを持って製菓理論ではお菓子の勉強をしています。
辻製菓専門学校のロビーにもレープクーヘンを飾ったツリーがあります。
クリスマスツリーの始まりもドイツの黒い森(シュヴァルツヴァルド)ではないかと言われているんですよ。
今日は、ヨーロッパのクリスマスのお菓子とそれにまつわる歴史や文化を学んだ製菓理論でした。
それでは、みなさん素敵なクリスマスをお過ごしください♪
~プロフィール~
辻製菓専門学校 洋菓子担当
瀬戸山 知恵美
素敵なお菓子の写真や旅先できれいな景色を撮りたいとカメラの使い方を習っています。