冬休み中の辻製菓専門学校では・・・
いよいよ明日から辻製菓専門学校の授業が始まります。
冬休みの間、久しぶりに実家に帰省したり、お友達と過ごしたりできたのではないでしょうか。
学生の皆さんが冬休みの間、学校では・・・
職員も製パン技術を高めるため、いろんな項目で研修をおこなっています。
下の写真ではドイツのブレッツェルをみんなで研修しました。
年明けには、ブーランジェクラスで調理パンの授業があります。
調理パン(ちょうりパン)とは、通常のパン製造工程とは別に調理した具材を、乗せたり挟み込んで作られる日本のパンです。
その授業の準備で教壇の宮﨑先生が試作をされていました。
パン生地に千切りキャベツとタコをいれて包餡し、焼きあがった後、
ソースとマヨネーズをトッピングして「たこ焼きパン」の出来上がりです。
その他にも、皆さんの大好きな「明太子フランス」や
「たこ焼きパン」と同じ生地を使った「コーンパン」や「コロッケパン」も試作されていましたよ。
バリエーション豊富な授業になりそうです。
どんな生地を使って、どんなフィリングとトッピングを合わせたら美味しいか。
味のバランスや、具材と生地のバランスを考えて・・・
授業では、学生の皆さんがどんな調理パンを作りたいか考えるワークを行います。
どのような調理パンが提案されるのか、楽しみです。
ブーランジェクラスの理論の授業も残すところあと8回になりました。
1年生で基本的な材料の役割や製パン工程や製法を学び、
2年生でブーランジェクラスを選択した学生さんは、
パンについての歴史やパン科学、調理などのパンに関わる理論は年間で60回授業があります。
同じく自分で作ってみる実習も60回あります。
残す授業もあとわずか。
無事授業をすべて受講し、最後の筆記試験、最後の実技試験に合格して全員で卒業してくれることを祈ります。
~プロフィール~
辻製菓専門学校 製パン担当
浅田 紀子
好きなパンは食パンとドイツパン。
最近の癒しは朝の珈琲タイムと週末の接骨院。