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"グレーテル"のスタジオから【新美南吉のあんまき】

グレーテルのかまど
テレビ

2025.02.18

2月17日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

今回の、グレーテルが残したメッセージは
「私の一番すきな物50!」



今宵ひもとくのは、「新美南吉のあんまき」。
レシピ指導は、立嶋穣先生です。



新美南吉は『ごんぎつね』などの作品で知られる、愛知県出身の児童文学者。
甘いものが大好きで、『牛をつないだ椿の木』という作品には、たくさんの甘いものが登場します。
今回挑戦する「あんまき」もそのひとつ。
しかし、南吉は一番すきなものが50個もあるなんて、よっぽど好きなんですね~
あんまきは東海道の宿場であった知立の名物で、
もとは小麦粉と水飴の生地を焼き上げただけのお菓子でしたが、
明治の中頃にはあんこを巻くようになったとか。

それでは、あん作りから。
材料は、茹でた小豆、グラニュー糖、そして水飴。
小豆の粒がつぶれないよう鍋底から混ぜていきます。



水分がなくなるまで気長に煮詰め、焦がさないように細心の注意を!
今回はかためのあんに仕上げたいのですが、パサつかないように水飴をいれます。
ほどよく仕上がったらバットにあげて冷まします。



あんが完全に冷めたら、さらしの上に広げて
厚み2cm、幅8cm、長さ20cmに成形してものさしで測りながら10等分に。



次は生地づくり。
材料を混ぜて、生地のかたさを調整。かたすぎず、ゆるすぎずの状態に。
おたまですくって落とした時に、跡は残るけど すぐに消える感じがベスト。

生地が完成したら160℃に設定したホットプレートに、お玉1杯くらいの生地をすくって、
幅11cm、長さ15cmくらいの大きさを目指して焼いていきます。
焼くときには蓋をして。生地は両面を焼かないので蓋をすることで表面まで火を通し、
しっとりと焼き上げることができます。



生地が焼けたら、あんを乗せて、素早く巻きます。



もうひとつ。かまど流にバターをくるんだあんバターも用意。



生地が焼けたら くるっと巻いてスピード勝負。「あんまき」完成!




焼きたての生地はパリッとしていますが、時間が経てばしっとり。
この食感の違いも楽しめます。
バターを包んだあんは、あんの甘さとバターの塩気のハーモニーが絶妙!
しみじみと懐かしく、南吉の童話の世界に浸りながら味わいたいですね。

「新美南吉のあんまき」のレシピはこちら


月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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