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｢半歩プロ｣をテーマに家庭でできる西洋料理を紹介するこのコラム。まずは個性豊かな担当シェフの声をどうぞ。｢フレンチって難しくないよね｣｢語るで〜！｣｢対談がしたい！｣｢研修先のレストランではなー｣。えー、お話し中すみません、それは｢家庭でできる｣料理なんですよね？みなさーん、聞いてますかー？だからテーマがあるんだってばっ！守って下さいよ〜っ！ |
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 私こと自称「ハネ（スズキ）釣り師」が、フランス料理の「アン・パピヨットen papillote（紙包み焼き）」という調理法でスズキを使った魚料理をご紹介します。
注）スズキは出世魚で、大きさによってセイゴ→フッコ→スズキと呼び名が変わりますが、大体40〜60cmくらいのフッコのことを釣り師の間ではハネと呼んでいます。
パピヨットはフランス語で包み紙のことで、アン・パピヨットは、魚や肉などを、香りのよいつけ合わせ野菜などと共に紙で包み込んで、香りを逃がさないようにふっくらと火を通す調理法を表します（簡単に言うと、「魚のホイル焼き」です）。
この料理は他の魚、例えばカサゴ、メバルなどでも同じようにおいしく出来ますが、特にハネ､スズキにこだわるのは釣った時の豪快な引き味です。 （特に60cmオーバーのスズキがかかった時の引きはすごい！！！）
この釣りは波止から割と手軽に釣れて、しかも大物が狙えるとあって、大阪湾ではかなり人気のある釣りです。 |
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 時期的には４月〜６月頃が最盛期で、早朝、夕方、夜と時間帯も日中以外は大体いけます。
釣り方は生きたシラサエビを撒いて釣るエビ撒き釣りです。
静かな海面を見ながら、浮きが「スーッ」、「ズブズブズブッ」と沈んでいく瞬間は、興奮と、心臓のドキドキが入り混じって、一度味わうとかなり病みつきになります。 |
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話が料理からややそれましたが、とにかく「釣る」、「釣った魚を料理する」、「食べる」と3回楽しめるわけです。しかも家族もおいしい魚が食べられて大満足（ゴルフの時は自分が楽しいだけで、家族には何のメリットもお土産もないので）。
注）釣りあげたスズキをおいしくいただくポイントは、釣り場で締めて血抜きしてからクーラーに入れて持って帰る事。
この料理のもう一つの利点は、家庭の冷蔵庫に入っている野菜、例えばねぎ、白菜､シイタケ､トマトなどを一緒にアルミホイルで包んで焼けること。ヘルシーで、魚も野菜もおいしくいただけて、さらに冷蔵庫の中も片付きます。
是非一度お試しください。
もちろん、釣ってきた魚じゃなく、買ってきた魚でもOK。 |
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