治代(以下H): さあ、今回は、なんだか舌をかんでしまいそうな「アプフェルシュトゥルーデル」。りんごを、折り込みパイ生地の原型ともいえるシュトゥルーデル生地で包んで焼いたお菓子です。オーストリア風のいわばアップルパイ。実際に本場ウィーンで何度か食べたことあるけど・・・・。 |
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直子(以下N): ウィーン!いいよねぇー。由緒あるコンディトライ(お菓子屋)や、お菓子も充実した落ち着いたカフェが沢山あって・・・・。シュトゥルーデルってどちらかというとお菓子屋さんよりカフェでよく置いてあるよね。バニラソースと一緒に食べたくて、いつもあるかどうか聞いていたなぁー。 |
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亨子(以下K): うー!できたてのシュトゥルーデルにあったかいバニラソース。バニラのアイスもよいかな!生地作りもなかなか面白く楽しいよね! |
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H : そうそう、あの生地をうすーくうすーく伸ばすところ!!何でも、下に新聞紙をおいて、透けて読めるくらいまで伸ばすっていう話聞いたことあるよ。 で、こんなに薄く伸ばすために、生地を作るときによくこねることと、サラダ油を入れること。最初は、ぐちゃぐちゃと柔らかい生地なんだけど、パンのように台にたたきつけていくうちにコシが出てくる。 |
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N : 練ったあとは、必ず生地を休ませないとうまく伸びないよね! |
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H : うん、そう。折り込みパイ生地の時にも「生地を休ませる」って作業が出てきたよね。これは、小麦粉のグルテンに関係してるんだけど・・・・。まあ、こんな難しい話はおいといて、シュトゥルーデル!!りんご以外のヴァリエーションは? |
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K : えっ!ヴァリエーション?ん・・・・そうね、私は食べた事が無いんだけど、聞いた話によるとクリームチーズベースのものがあったり、アプリコットやチェリーが入ったバター生地とか、ミートパイ風なものがあったり・・・・結構色々あるみたい。 ところで、シュトゥルーデルってどういう意味? |
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N : うず巻き!! |
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H : そう、その名の通り、大きくうすーく伸ばした生地に中身(りんご)を入れてくるくる巻いて焼きます。生地には溶かしバターを塗りながら巻いていくので、生地同士が引っ付かずにちょうど、折り込みパイ生地のように層になる!! 生地を伸ばすところが難しいいけど、ここがポイント。がんばってチャレンジしてください。 |
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